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2021年4月 3日 (土)

Nik Bärtschの新作はピアノ・ソロ:ファンク度は低いが,ミニマル感覚は強まる。

_20210327 "Entendre" Nik Bärtsch(ECM)

Nik Bärtschの音楽というのはファンクとミニマリズムをうまく融合させた音楽で,RoninやMobileでやっている音楽は私の嗜好に見事にはまっていると言ってよい。なので,Nik Bärtschの新譜がリリースされれば,無条件に購入している。今回もECMからリリースされたNik Bärtschの新作はピアノ・ソロである。

Nik BärtschにはECMと契約する前にリリースした"Hishiryo"というピアノ・ソロがあるのだが,ファンク度を重視するバンド名義のアルバムは買っていても,ソロについては購入しておらず,本作がピアノ・ソロに触れる初めての機会となった。ピアノ・ソロだとどういう感じなのかってのがやはり注目点となる。

それで以て今回のアルバムを聞いてみたのだが,やはりピアノ・ソロなので,ファンク度は抑制されるのだが,Nik Bärtschらしいミニマルな感覚は十分出ているし,随所にスリリングな感覚も感じさせるアルバムとなっている。彼のアルバムに収録された曲のタイトルは名は"Modul"に番号を付したものなのだが,本作には最後に"Déjà-Vu, Vienna"というタイトルが付いた曲が入っているのが珍しい。

その"Déjà-Vu, Vienna"はスローに展開されるミニマルな曲で,若干のメロディ・ラインも顔を出すが,”Modul XX"と言っても通じてしまうだろうと突っ込みたくなるのも事実。だが,全編を通じて,これが気持ちいいのである。

このミニマルな感覚,聞く人によっては何がいいのかさっぱりわからんという世界かもしれないが,こういうのがいいと思ってしまう私のような人間にとっては非常に心地よい時間が過ぎていく。決して難解ではないし,素直に身を委ねればいいという感じだろう。今回のアルバムも実に気持ちよく聞けてしまった。このグルーブ,特殊だとは思うのだが,好きだなぁ。星★★★★☆。

Recorded in September 2020

Personnel: Nik Bärtsch(p)

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コメント

閣下、リンクをありがとうございます。m(_ _)m

「このミニマルな感覚,聞く人によっては何がいいのかさっぱりわからんという世界」
そうかもしれませんねぇ。つうか、そうだとおもいます。きっぱり
でも、私も話題になっていて、凄いともっても、何がいいのかさっぱりわからないことも多いので、、それは、それでいいですよね。
と、私的には洗脳されそうな勢いで、彼のミニマルフレーズは頭をぐるぐるしました。笑

私もリンクをおいていきますね。
https://mysecretroom.cocolog-nifty.com/blog/2021/04/post-0b1df5.html

Suzuckさん,こんにちは。リンクありがとうございます。


>そうかもしれませんねぇ。つうか、そうだとおもいます。きっぱり

はい。それでもいいんです。

>と、私的には洗脳されそうな勢いで、彼のミニマルフレーズは頭をぐるぐるしました。笑

洗脳ってのはその通りですね。抜けられなくなるんですよねぇ,この世界(笑)。ヤク中みたいなもんです(爆)。

ピアノソロといっても、全く所謂ソロでなく、彼のバンドの音構造のままピアノトラックを抜き出したようなミニマル、でとても好みです。残念なのは録音。打楽器的なピアノの打音を滲ませているように思えて。記事中に紹介されているHishiryouを聴きましたが、そんなストレスもなく素晴らしい。20年前に彼の音楽が完成していることが、よく分かりました。
https://dailymusiclog.hatenablog.com/entry/2021/06/07/181425
https://dailymusiclog.hatenablog.com/entry/2021/06/13/092228

K’s Jazz daysさん,おはようございます。リンクありがとうございます。

>ピアノソロといっても、全く所謂ソロでなく、彼のバンドの音構造のままピアノトラックを抜き出したようなミニマル、でとても好みです。

個性が確立してますよねぇ。

>残念なのは録音。

ECMの最近の音に厳しいですねぇ。なので別アルバムをご紹介しました。

>Hishiryouを聴きましたが、そんなストレスもなく素晴らしい。20年前に彼の音楽が完成していることが、よく分かりました。

不変なのかワン・パターンなのか(笑)って話もありますが,好みの音であることは間違いないです。結局アルバム全部買ってますから(爆)。

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