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2021年4月 1日 (木)

これも久々。Marcus Miller~Michel Petruccianiらの"Dreyfus Night”の発掘ライブ盤 。

_20210320-3 "Dreyfus Night in Paris" Marcus Miller~Michel Petrucciani(Dreyfus)

これもクロゼットから引っ張り出してきたものである。このアルバムはリリースは2003年だが,レコーディングされたのは1994年に遡る。Michel Petruccianiが99年に亡くなっているので,その過去音源をリリースするという企画と考えていいだろう。90年代はMarcus MillerもDreyfus所属となっていたので,レーベルの人気者を共演させるというのはわかりやすい企画である。そこに加わるBiréli LagrèneもDreyfusからアルバムを出していたから,"Dreyfus Night"ってのはまぁその通りである。

その一方で,こういう企画は,一発セッションということになるので,そこでシナジーを生み出せるかはやってみないとわからないってところである。本作は"Tutu"で幕を開けるが,いきなりKenny Garrettがしくじっていてまず笑ってしまう。この辺にはリハーサルぐらいもうちょっとしろよと言いたくなってしまう。各人のソロはさておき,この演奏はアンサンブルにもかなり破綻が感じられて,出鼻をくじかれる。急造バンドの悲しさってところか。

2曲目は懐かしや"The King Is Gone"である。私はこの曲が収められた”The Sun Don’t Lie"も保有していたはずだが,どこに行ったか全く不明。もしかしたら売ったか?って感じである。"The King Is Gone"はMarcus Millerは最初バスクラを吹き,その後,ベース・ソロに移行するのだが,このベース・ソロはいい感じだし,その後に出てくるMichel Petruccianiのピアノ・ソロも魅力的。そうは言っても,5人のメンバーのソロ回しだけに終始するという言い方も可能で,この曲にはアンサンブルもへったくれもない。

そうした中では最後に収められたPetruccianiのオリジナル,”Looking Up"が一番まともとも言えるが,この曲にしても,このメンツが集まってやっているという意義が見出しにくいのは同様である。こういう感覚が重なるがゆえに,私はこのアルバムを評価することができず,クロゼットにしまい込んだって感じがする。繰り返しになるが,各人のソロはそれなりに聞きどころもあるが,演奏としてはお祭り感以外感じられない安直なつくりの凡作。ついでに言っておくと,Marcus Millerのスラッピングに合わせるかのような,高音が強調され過ぎな感じのミキシングも聞いていて疲れる。星★★★で十分だろう。ってことで,このアルバムはクロゼットへお戻り頂くこととしよう(笑)。

Recorded Live at Palais de Sportd Paris on July 7, 1994

Personnel: Michel Petrucciani(p), Marcus Miller(b, b-cl), kenny Garrett(as, ss), Biréli Lagrène(g), Lenny White(ds)

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