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2021年3月26日 (金)

Jackie McLeanの激しいライブ音源。痺れるねぇ。

_20210320-4 "The Jackie Mac Attack Live" Jackie McLean(Birdlogy→Dreyfus)

私がNYCに在住していた頃,Jackie McLeanは息子のRené McLeanを加えたクインテットで演奏していて,私は確かVillage Vanguardで彼らの演奏を観たと記憶している。その当時はJackie McLeanは還暦ぐらいのはずだが,全く衰えるところのない演奏を聞かせていた。その頃リリースされたのが"Dynasty"とか”Rites of Passage"等のアルバムであったが,丁度私が彼らのライブを観たのとほぼ同じ頃の演奏が後に発掘された音源が本作である。そしてこの作品のキモはRené McLeanが加わらないワンホーン・クァルテットであることだろう。

メンツは当時のレギュラーなので,安心して聞けるのは当然なのだが,Jackie McLeanが吹きまくっているのが凄い。ジャケがショッキング・ピンクなのもうなずけるとついつい思ってしまうではないか(笑)。とにかく強烈なのだ。これはジャケを変えての再発盤ということらしいが,これぐらいの方が入っている音源のイメージが湧くと言いたい。確か,私がこのアルバムを初めて聞いたのは惜しくも閉店した新橋のBar D2だったと思うのだが,その時もなんじゃこれは?!と思った記憶がある。知らなければ知らないままになっていたかもしれないが,この音源は実に強烈であった。

ここでピアノを弾いているHotep Idris Galetaの貢献度は非常に大きかったと思うが,ネットの情報によれば,この後ぐらいに母国である南アフリカに戻ってしまったようだ。だが,Jackie McLeanにとっては彼のようなピアニストと演奏できたのは,その現役感を生み出すのに大きく貢献していたと思える。

本作においても,Jackie McLeanのアルトはちょいとフラット気味の調子っぱずれと思わせる部分はあるが,スピーディなフレージングを聞いていると,そういうのも全然気にならないのだ。とにかく飛ばしまくる感じで,もう少し緩急付けてもいいのではないのかと思えるのも事実だが,このアグレッシブさが当時のJackie McLeanの真骨頂だったのだと思える。よくやるわと言いたくなるような激しいブロウが続くのである。やっと一息つけるのが5曲目の"Round Midnight"なのだから,私の言っていることもご理解頂けよう。

いずれにしても,1991年当時,Jackie Mcleanがかなり好調であったことを改めて裏付ける音源だと思う。音がイマイチって話もあるが,そこは勢いでカヴァーである(笑)。星★★★★。

Recorded Live at Hnita Hoeve Jazz Club, Belgium on April 2, 1991

Personnel: Jackie McLean(as), Hotep Idris Galeta(p), Nat Reeves(b), Carl Allen(ds)

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