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2021年2月18日 (木)

Chick Coreaの第2次マイブームは90年代前半であった...。

Beneathe-the-mask "Beneath the Mask" Chick Corea EleKtric Band(GRP)

私がChick Coreaの音楽に最もはまっていたのは大学時代であるが,その後はどうだったかと考えると,その後一番熱心に聞いていたのは90~92年のNYC在住中ではないかと思う。私は暇さえあれば,City Hallの傍にあったJ&R Music Worldに出没してはCDを買っていた。NYCに着いて,アパートメントを借りた後,いの一番にしたことがオーディオ・セットを買い揃えることであったし,PCを準備するよりオーディオが先だったっていうのも実に私らしい。在米期間は2年弱という短いものだったが,結局その間に購入したCDは350枚ぐらいだったと思うが,その間に購入したChick Coreaのアルバムもそこそこあるはずだ。税金は高くても,単価は圧倒的に米国の方が安かったからなぁ。

Winter-garden_20210216190101 そうした期間において,Chick Coreaの新作としてリリースされたのが本作であり,あとはAkoustic Bandのライブ盤があった。先日の記事にも書いた通り,私はこの期間において,Elektric BandとAkoustic Bandのライブに現地で接することができたのだが,生でも聞きたいと思わせるところが彼らの音楽にはあったと思っている。Akoustic BandはWorld Financial Center内のWinter Gardenで無料ライブがあるのを見逃す私ではなかった(笑)。インターネットがない時代でも,そういう情報収集にはかなり力を入れていたのだ(笑)。因みにWinter Gardenはこんなところってことで写真もアップしておこう。こんなところなので,無茶苦茶ライブな音場での演奏だったように思う。

今にして思えば,”Beneath the Mask"は従来のElektric Bandよりもポップな感覚が強かったように思うが,それでも十分に魅力的なアルバムだったと思う。時代を反映してシンクラビア炸裂って気もするしねぇ。正直言ってしまえば,後追いで買った"Eye of the Beholder"のよりアコースティックに近い感覚の方が私の好みではあるのだが,それでもこれはこれでよかったと思っているし,何よりもBottomlineで観た彼らのライブが実に強烈であった。Chick Coreaはショルダー・キーボードでメンバーと高速でユニゾンしまくるというのを眼前で繰り広げられて,興奮するなって方が無理である。ライブではアルバムよりはるかにタイトな演奏を展開していたと思っているが,今やそのBottomlineもなくなってしまったし,Chick Coreaは世を去ったというところに約30年の月日の流れを感じざるをえない。

このジャケも今にして思えば,Dire Straitsの"Money for Nothing"のミュージック・ヴィデオのパクりのような気がしないでもないが,そういう時代だったってことで。星★★★★。

Personnel: Chick Corea(key), Eric Marienthal(as, ss), Frank Gambale(g), John Patitucci(b), Dave Weckl(ds, perc)

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