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2021年2月15日 (月)

Chick Coreaのアルバムで2枚目に買ったのは多分これ。

Crystal-silence "Crystal Silence" Gary Burton & Chick Corea(ECM)

主題の通りなのだが,高校生の私がChick Coreaのアルバムとして買ったのが本作だと思う。今や,結構な数のECMレーベルのアルバムを保有する私だが,そんなレーベルとの付き合い方が始まったのはこのアルバムが契機だったかもしれない。昨日アップした"Return to Forever"は国内ではポリドールから出ていたので,ECMとか全然意識していない頃だ。

このアルバムを初めて聞いたときに思ったのが,圧倒的に美的な感覚と言えばよいと思う。ヴァイブと言えば,Milt Jacksonとか思っていたところに,ここで聞かれるGary Burtonのヴァイブの音色との違いがもの凄いと思ったのがその頃。そうは言ってもMilt JacksonもMJQのMilt Jacksonとして"Last Concert"ぐらいしか聞いたことはなかったはずだが(苦笑)。

冒頭の"Senor Mouse"こそややスリリングな展開と言ってもよいが,それ以降のピアノとヴァイブというある意味同系統の音色ながら,それが絶妙にブレンドした演奏に,へぇ~と思っていたはずだ。そしてエレピではなく,アコースティック・ピアノで聞くChick Coreaの演奏にもいいねぇなんて思っていたはずだ。

今にして思えば,このアルバムの素晴らしさは,その選曲にあったと思える。Chick Coreaのオリジナルもよいが,Gary Burtonが持ち込んだであろうSteve SwallowやMike Gibbsの曲を聞いて,その趣味のよさ,審美眼に感心させられるのだ。そして,本作がその後の長きに渡るこの二人の初共演だったということ自体が重要なのだ。これぞ素晴らしき邂逅と言わずして何と言おう。真の「美学」というものを感じさせてくれたこのアルバムは,年齢を重ねた今の私にも訴求力が実に高い。星★★★★★。

Recorded in November, 1972

Personnel: Gary Burton(vib), Chick Corea(p)

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コメント

こんばんわ、中年音楽狂様、時々寄らせて頂いてます。
チックコリア逝去にショックを受けた週末、自分の思い出を3枚のアルバムに託した記事を書いた直後、こちらにやってきました。
歳が近いこともあり、3枚中2枚がかぶっていたのは、やはりということでしょう。
我々世代にとって、間違いなく巨人でしたね。
鎮護には、ピアノとヴァイブの澄んだ音が合うと思いました。

Akisshさん, こんばんは。ご無沙汰しております。

>こんばんわ、中年音楽狂様、時々寄らせて頂いてます。

ありがとうございます。

>チックコリア逝去にショックを受けた週末、自分の思い出を3枚のアルバムに託した記事を書いた直後、こちらにやってきました。
>歳が近いこともあり、3枚中2枚がかぶっていたのは、やはりということでしょう。
>我々世代にとって、間違いなく巨人でしたね。

はい。影響力も大きい人でしたが,実に多才でした。Chick Coreaのアルバムは,私は70~80年代前半が中心になってしまいますが,やはり年齢がそういうところに合致してしまうんだと思います。Di Meola入りのアルバムは,高校時代に聞いた"Romantic Warrior"が最初だったように思います。今でも変わりませんが,ロックでもジャズでもクラシックでも聞く雑食系リスナーの私にはどれもフィットしてしまうところはありました。本当に惜しい人を亡くしました。

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