リアルタイムでChick Coreaを聞いたのはこのあたりから。
"An Evening with Herbie Hancock and Chick Corea in Concert" Herbie Hancock & Chick Corea(Columbia)
Chick Coreaが亡くなって,彼の音楽との接点を振り返る3日目が本作である。Chick Coreaのリーダー作を初めてリアルタイムで買ったのは,おそらく"The Mad Hatter"なのだが,そちらは既に記事にしてしまった(記事はこちら)。”The Mad Hatter"においては,"Humpty Dumpty"と"The Mad Hatter Rhapsody"にしびれた私であったが,後者におけるHerbie Hancockとの共演が,今回取り上げるライブ盤の契機になったのか,逆なのかはよくわからない。いずれにしても本作がリリースされた頃は相当話題になったことは間違いのない事実である。
彼らは日本にも来て,確か武道館でライブをやったのではなかったか。高校生の私はFMで中継された模様をエアチェックして聞いていたように記憶するが,このアルバムを聞いていただけかもしれない(加齢により記憶が曖昧...)。しかし,当時のジャズ界では大きな話題になっていたので,本作がリリースされた時には,やはり聞いておかねばという感じだったと思う。ある意味SJ誌に煽られただけって気もするが...(苦笑)。
このアルバムを聞いて意外だなぁと思ったのはこの二人がGershwinの"Liza"のような曲をやっていたことだったが,昔の私はこの軽快な感じが実は好きだったなぁってところである。まぁ,ほかの曲はいかにもって感じであるし,予定調和だと言われればその通り。以前私は本作をLPで新譜として購入したが,その後,中古で売ってしまってからは全く本作とは縁のない生活を送ってきた。父の遺品のCDにはポリドールからリリースされたこのデュオのライブ盤もあったが,プレイバックすることはほとんどなかったし,本作については現在はHerbie HancockのColumbiaのボックス・セットに入っていはいるが,今回この記事を書くまで聞いたこともなかったのである。
まぁ,企画としてはありだったとは思うものの,それが驚くような成果に結びついていたかと聞かれれば,微妙...としか言いようがない。言わばお祭りみたいなものであって,これが彼らの音楽の本質,本領であるとは決して考えてはいけない。私にとっては通過点ということになるが,こういうのもありなんだなって思ったぐらいというのが正直なところ。彼らだけに演奏の質は高いとは思えるが,星★★★☆ってところだろう。
結局のところ,これを聞くよりも,ほかに聞くものはいくらでもあるというのが現在の正直な感想(きっぱり)。
Recorded Live in January and February 1978
Personnel: Herbie Hancock(p), Chick Corea(p)
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