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2021年2月 4日 (木)

一軍の棚にあっても,全然聞いていないアルバムも多数。今日はRed Garland。

_20210131-4 "Groovy" Red Garland(Prestige)

保有しているCDの枚数が増えてくると,限られた住居環境の中で,どのように整理をしようかというのは実に悩ましい。そもそも今,どれぐらいのCDを保有しているのかもはっきりしないのだが,それでも聞く頻度,あるいは聞きたいと思う頻度によって,CDは一軍,一軍半,二軍,三軍およびそれ以下みたいに分かれてくる。二軍まではアルファベット順に並べてあるので,ほぼすぐに取り出すことはできるが,三軍以下になると,クロゼットの奥深くで眠っている状態になったものは,一体どこにあるのか,たまに探索しないといけなくなる(爆)。

その一方で,一軍の棚に入っていても,全然聞いていないCDだってある訳で,このRed Garlandの代表作と言ってもよいアルバムだって,ここ数年,あるいは10年以上かもしれないが,全然プレイバックしていなかった。しかし,昨今のように新譜を買うことも少なりつつある現状においては,温故知新ではないが,自分の保有するCDを今一度ちゃんと聞き直してみないといかんという気持ちにもなる。単なる気まぐれと言われればその通りなのだが,家人に「一生かかっても一度もプレイバックしないCDがいくらでもあるんじゃないの?」というセリフに対抗するためにも,ちゃんと聞くことは大事なのだ(苦笑)。

Red Garlandについては,やはり1950年代が活動のピークと言われても仕方がないと思うが,リーダー作のみならず,ジャズの巨人たちとの共演作においても,きっちり足跡は残しているのは立派だと思う。Milesはもちろんのこと,Coltrane然り,Rollins然り,Art Pepper然りである。そんなRed Garlandのピアノを聞いていると,ジャズの心地よさというのはこういうところにあると感じさせるに十分。リラクゼーションという言葉はRed Garlandのためにあるとさえ言いたくなってしまうほどである。難しいところは全然ないが,じっくり聞くもよし,聞き流すもよし,酒を飲みながらだと更によしみたいなところを強く感じるアルバムである。

このアルバムに関しては,ドラムスにArt Taylorを据えたのは正解だと思える。Art Taylorは叩こうと思えば,かなり強烈に叩くこともできる人だが,分をわきまえた演奏をするところが,Red Garlandのピアノ・スタイルにフィットするのだと思う。そして,ここでも聞けるコロコロ転がるようなRed Garlandのピアノを聞いて心地よいと感じられないならば,その人はジャズとは縁がないと思ってしまうであろうというのが正直なところである。私なんかはこれを聞いていて,ついつい酒量が増えてしまったことを告白しておこう。星★★★★★。

こういうのを契機に日頃ないがしろにしている保有CDを改めて聞き直せば,新しい発見があるだろうと思えたアルバムであった。まさに温故知新である。

Recorded on December 14, 1956,May 24 and August 9, 1957

Personnel: Red Garland(p), Paul Chambers(b), Art Taylor(ds)

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