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2021年1月12日 (火)

久々に聞いたJerry Bergonzi入りAlex Riel盤。

_20210105"The Riel Deal" Alex Riel Quartet(Stunt)

これを聞くのも実に久しぶりである。Alex Rielには悪いが,このCDはJerry Bergonziのアルバムとして,私のCDラックに格納されている。それぐらい切れのいいJerry Bergonziのライブにおける演奏が収められていると思っている。それはアップテンポであろうが,バラッドであろうが,関係ない。ライブならではの長尺の演奏の中で聞かせるダイナミズムや歌心が実に素晴らしい。特に私がしびれたのが,"Theme for Ernie"におけるバラッド表現。思わずくぅ~っとなってしまった。

そもそもこのアルバム,Jerry Bergonziのオリジナル2曲に加えて,既にJerry Bergonziがプレイしてきた"In Your Own Sweet Way"や"Theme for Ernie"から構成されているし,MCもBergonziがやっているみたいだから,相当Jerry Bergonziに華を持たせた作品(あるいは実質的なリーダー作)と言ってよいのかもしれない。

演奏には全然文句ないのだが,このCDの唯一と言ってよい問題はミキシング・レベルの低さとクリアさに欠ける録音ということになる。特にピアノに顕著だが,全体的にくぐもったような音は,私のしょぼいオーディオ・セットだけが理由ではないはずだ。そもそもヴォリューム・ノブを相当右に回さないと真っ当に鳴らないってのも珍しい。

私は日ごろはよほどのことがない限り,音に関して大したこだわりは持っていないが,今ならブートでももっと音のいいものがあるとさえ言いたくなる。本作はDenmarks Radioによる録音となっているので,元は放送音源として考えられていたものをリリースしたのかもしれないが,もう少しエンジニアリングに留意してくれれば,文句なしだったって気がする。

いずれにしても,繰り返しになるが,これは私にとってはJerry Bergonziを聞くためのアルバム。なぜか後年の2008年になって,この時の残り音源が"Riel Time"としてリリースされるが,ミュージシャンにとっても,残りテイクをリリースしたくなる充実の演奏だったと解釈しよう。星★★★★☆。

Recorced Live at Copenhagen Jazz House on January 28, 1995

Personnel: Alex Riel(ds), Jerry Bergonzi(ts), Kenny Werner(p), Jesper Lundgaard(b)

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