追悼,David Darling

David Darlingが亡くなった。かなりの人にとっては,それって誰?って感じかもしれないが,David DarlingがECMに残したアルバムはそれぞれに味わい深いものであり,チェロという楽器の魅力を伝えるために果たした役割は大きい。
David Darlingの音楽はジャズにカテゴライズするよりも,アンビエント,あるいは現代音楽と呼んだ方がよいかもしれない。グラミーではニューエイジ部門で受賞しているし。そんなDavid Darlingの訃報に接し,私が聞いていたのが彼の初リーダー作であろう"Journal October"だったのだが,その冒頭に収められた”Slow Return"なんかにはミニマルな感覚もあるし,いろいろなタイプの音楽にチャレンジした初リーダー作らしいアルバムであった。
彼のリーダー作はどれも好きだが,それ以外で言えば,私は"Until the End of the World"のサウンドトラックが印象に残っている。私がDavid Darlingのアルバムを購入しだしたのは,このサウンドトラック・アルバムが契機だったと言っても過言ではないのだ。
David DarlingのECMにおける活動は暫く続いたが,今世紀に入ってからは縁が切れてしまったようなのは,ちょっと残念であった。しかし,彼の残したアルバムはこれからもさまざまなリスナーに聞き続けられるだろうし,心の平安をもたらすのに役立つはずだ。
R.I.P.
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