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2020年11月12日 (木)

Dennis Chambersの"Outbreak"。これも久々だ。

_20201105-2 "Outbreak" Dennis Chambers (ESC)

Dennis Chambersってのは実に優れたドラマーで,リーダー・アルバムも何枚か出しているが,私はこの人はリーダーとしてよりも,バックからバンドを煽り,ドライブさせる方がいいのではないかと思える。そういう意味ではリーダー作より,誰かのバックで弾いている方がいいと思うことが多いMichael Landauと同じ印象を与える。

そんな中で,私がこの人のリーダー作で一番いいと思っているのは,初リーダー作である"Getting Even"なのだが,あれも久しく聞いていないので,その感触にはあまり自信がない(爆)。しかし,以前,このブログでも"Planet Earth"を辛辣に評価した(記事はこちら)ように「何でもあり」か感が出てしまうのは本作も同様。私から言わせれば,オーヴァー・プロデュースなのである。

ここでもいろいろな演奏が収められているが,もう少し一本筋を通した方がいいのではないかってのが正直なところである。私にとっては,Dennis Chambersは猛爆ドラマーとして叩いてくれればいいのである。だからこのアルバムでもジョンスコとやった2曲(ベースはなんとGary Willisである)は実にいいと思うし,Michael Breckerとのタイトル・トラックもいい(これもベースはGary Willisだ)。ホーン・セクションが入る分厚いアレンジよりも,少人数での演奏の方が魅力的に思えるのだ。

世の中の優秀なドラマーは作曲能力にも優れているが,デニチェンの場合はそうではない。だからこそアルバムはプロデューサーに依存してしまう部分が出てくる訳だが,魅力を活かそうとし過ぎるから,オーヴァー・プロデュースになってしまうのは致し方がない部分もあるだろう。しかし,私はタイコ叩きとしてのデニチェンの魅力を追求するならば,シンプルな演奏で十分だと思えるのだ。

そういう訳で,このアルバムもいいと思えるものと,イマイチだと思える部分が混在している作品で,実にもったいないと思ってしまった。星★★★。まぁ,それでも10分を超えるタイトル・トラックを聞いて燃えなければモグリと言われても仕方ないが(笑)。

Recorded in February and April, 2002

Personnel: Dennis Chambers(ds), Michale Brecker(ts), Bob Malach(ts, bass-sax), Randy Brecker(tp), John Scofield(g), Jon Herrington(g), Jim Beard(p, el-p, synth, org), Dean Brown(g, b), Nick Moroch(g), Will Lee(b), Gary Willis(b), Rodney "Skeet”Curtis(b), Matthew Garrison(b), Art Tuncboyaciyan(perc), Jim Hynes(tp), Jim Hynes(tp), Michael Davis(tb), Aaron Heick(as)

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