夜になるとSamson Françoisのショパンを聞き続ける私...(笑)。
"The Chopin Recordings" Samson François(EMI)
在宅勤務中の昼間は結構なボリュームで音楽をプレイバックしている私だが,家人が帰宅した夜になると,比較的おとなしく音楽を聞いている(笑)。そんな私がここのところ,夜になると続けざまに聞いているのがこの10枚組。Samson Françoisによるショパンのレコーディングをほぼ網羅したボックスを,私は相当お買い得価格でゲットしたと記憶している。
そもそも私は真っ当なショパンの音楽のリスナーではない(きっぱり)。ArgerichやPolliniが弾いたショパンのアルバムは保有しているが,それ以外はほとんど保有していない(更には聞いていない)ぐらいのものである。あとはPeter Serkinがあったか。だから私がショパンの音楽について語る資格は正直ないのだが,私にとってショパンの音楽に接するにはこのボックスが最適と言ってもよいというか,それしか手段がない。もちろん,ストリーミングでもいろいろなショパンの音楽は聞けるだろうが,クラシック音楽をストリーミングで聞く気にはならないってのが正直なところだし,それほどショパンの音楽に対する思い入れもないのだ。そういうこともあって,邪道と言われるかもしれないし,それはいくら何でも...と言われるかもしれないが,私にとってはショパンの「標準」はこのSamson Françoisの演奏なのだ(笑)。
古い録音だけに音がどうのこうのという話もあるが,私は全然気にならない。どこから聞いても実に素晴らしい演奏集であることに間違いはあるまい。どう考えても星★★★★★である。
これを聞いていると,Samson Françoisが弾いたシューマンってどうったんだろうと猛烈に気になっている,実は意外にも結構シューマン好きの私(爆)。
Personnel: Samson François(p)
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