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2020年11月13日 (金)

Jackie McLeanがなんだかんだ言って好きなのだ。

_20201011-2"Demon's Dance" Jackie McLean(Blue Note)

いきなり唐突ではあるが,このアルバムが結構不幸だと思うのは,何かと言えばLPで言えばB面1曲目の"Sweet Love of Mine"のことばかりが取り上げられて,アルバム単位で話題になることが少ないことではないか。そうは言ってもこのジャケじゃ文句も言えないのは事実である(きっぱり)。

私は前にも書いたことがあるが,Jackie McLeanの音楽を聞いていると,そのちょっとフラット気味の音色に違和感をおぼえることが多々あるものの,全部が全部という訳ではないということは本作を聞いてもわかる。本作のトーンには日頃感じる違和感はないし,モーダルながらいかにも60年代後半って感じの演奏には嬉しくなるだけである。いかにも新主流派である。確かにWoody Shawが書いた"Sweet Love of Mine"は昭和歌謡みたいな感覚を覚えさせるいい曲である。だが,このアルバムの魅力をその1曲だけに帰結させていいのかと言われれば,それは違うだろうと言いたくなる。

アルバムを通して聞いてみれば,冒頭から,おぉっ,これはいいよねぇと思わせる快演揃いである。こういうのは我が家のしょぼいオーディオで聞くより,ジャズ喫茶で相応の音量で聞くべき音楽だと思える。小音量で聞いてもいい音楽もあると言えども,ヴォリュームを上げて聞いた方がいいに決まっている音楽は絶対あるのである。これなんか,家人のいぬ間にノブを右に回したいタイプの音楽だ(爆)。

そしてWoody Shawである。このアルバムが吹き込まれた頃はまだ20代前半だったはずのWoody Shawであるが,若き才能を炸裂させているのは先日取り上げたBarney Wilenと通じるところがある。若い人は,どんなに若くても凄いのである。ラッパで言えば,Clifford Brown然り,Lee Morgan然り,そしてRoy Hargrove然りである。そうした中ではWoody Shawは陽の当たり方が足りなかったなと思う,遅れてきたWoody Shawファンの私であるが,もっと早く彼の魅力を認識すべきだったと思っても,その時には彼は世を去っていた...。

いずれにしても,このアルバムは実にいいと思うし,もう少しプレイバックする頻度を上げねばと思ってしまった。星★★★★☆。

Recorded on December 22, 1967

Personnel: Jackie McLean(as), Woody Shaw(tp), LaMont Johnson(p), Scotty Holt(b), Jack DeJohnette(ds)

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