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2020年10月 3日 (土)

買ってしまったBrand Xのオフィシャル・ブートレッグ・ボックス。

Livevox”Livevox: The Official Bootleg" Brand X (Wasabi)

私はBrand Xについては長年聞いてきたと言ってよい。特に"Livestock"は実に素晴らしいライブ・アルバムだと今でも思っているし,結構好きなので,彼らのCharisma/Virginレーベルでの作品を集成した4枚組だって保有している。そんな彼らのオフィシャル・ブートレッグが出るとあってはやはり気になる。しかも6枚組である。

録音された場所はロンドン,シカゴ,NY州ロチェスター,SF,スウェーデンのイェーテボリ,LAと多岐に渡る。録音された時期も76年から79年に渡っているが,このバンドの音楽は時間が経過しても,大して変わらないというのが私の感覚である。

ってことで,購入したこのボックスであるが,音はブートに毛の生えたようなものであり,Brand Xの本質を体感するには今一つって感じである。演奏自体は彼ららしい緊張感に満ちた演奏なので文句はないのだが,いかんせんもう少し24ビット・リマスターなら手の施しようもあったのではないかと思う。しかし,これが限界というものなのかもしれない。その程度の音である。

6枚目は既にリリースされたことのあるLAのRoxyでの音源だが,これは以前出ていたものに比べれば,音は改善はしているように感じられるものの,Phil Collinsのドラムスの技を100%堪能できるかと言えば,そんなことはないって感じである。そもそもPhil Collins目当てで買う人もいるだろうが,彼はCD1の冒頭3曲とCD6全曲の参加に留まる。しかし,このバンドはPhil Collinsのバンドというよりも,John GoodthallとPercy Jonesのバンドなのだから,そういうものとして聞くべきである。それでも昨今はキーボードレスのギター・トリオでの演奏が多いBrand Xだが,私はキーボードが入っている頃の方が好きだなぁ。

結局はこのボックスはそれなりに楽しめるものではあるものの,あくまでコアなファン向けであって,一般的なリスナーは"Livestock"を聞いていればいいってところだろう。まぁ私としては結構お腹一杯って感じだが,やっぱりもう少し音はいい方がいいよねぇ。ってことで星★★★☆。

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