2025年3月
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31          
フォト
無料ブログはココログ

« Patti Smithの詩を味わうための一冊。 | トップページ | Mahogany Rush:いつ聞いても燃えるねぇ。 »

2020年9月24日 (木)

話題沸騰:Teodor Currentzisの「運命」。

_20200923 「ベートーヴェン:交響曲第5番 作品67:運命」Teodor  Currentzis/MusicAeterna(Sony)

昨今,クラシック界で何かと話題のTeodor Currentzisである。いろいろなところで評判がよいが,その演奏のダイナミズムに燃えてしまうリスナーが多いからではないかと想像している。確かにチャイコの6番も強烈な演奏だったのは間違いないところで,まぁ興奮させる演奏だよなぁと思っていた。

そんなCurrentzisが生誕250年となるベートヴェン・イヤーの今年になってリリースしたのがこの「運命」であるが,まぁ,とにかく速い。クラシックを聞いて血沸き肉躍ったというのは,私は横浜でCarlos Kleiberがベト4とベト7を振った時がその最たる経験であったが,そういう感覚を思い出させる演奏と言ってもよい。ついつい身体が反応してしまうって感じの演奏であった。しかもこれを古楽器でやってしまうってのも凄い発想だと思うが,Kleiberに興奮した世代は,こういう演奏にもついつい惹かれてしまうのかもしれない。

今年予定されていた来日公演は,コロナ禍の影響で中止となってしまったが,どういうことになってしまうんだろうなあ...。こういうのを聞かされると,生でも聞いてみたいと思わせる。こういう演奏は好みや評価がわかれると思うが,私としては結構楽しんでしまったというのが実感。スピード感に煽られた感じもするが,星★★★★★にしてしまおう。

しかし,この人がショスタコの5番とか振ったらどういうことになってしまうんだろうなあ...。

尚,リリースされてから結構時間が経っているが,新譜扱いとさせてもらう。

Recorded between July 31 and August 4, 2018

« Patti Smithの詩を味わうための一冊。 | トップページ | Mahogany Rush:いつ聞いても燃えるねぇ。 »

新譜」カテゴリの記事

クラシック」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

« Patti Smithの詩を味わうための一冊。 | トップページ | Mahogany Rush:いつ聞いても燃えるねぇ。 »