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2020年9月17日 (木)

Lounge Lizards:フェイク・ジャズってのはさすがにひどいなぁ。

_20200916 "The Lounge Lizards" (Edition EG)

このアルバムがリリースされたのは1981年のことだが,当時はフェイク・ジャズなんて呼ばれていたというのも懐かしい。でも聞けばわかるが,音楽としては全然フェイクではない。「フェイク」的なところを醸し出しているとすれば,突然切り込んでくるArto Lindsayのノイジーなギターゆえって気がする。ただ,こういう音楽が永続的に受けるかと言えば,そうでもないところに限界があると思うのは確かである。

思えば,私は彼らのライブを在米中にKnitting Factoryで見たことがあったなぁなんて思い出しているのだが,その当時はKnitting Factoryは「尖った箱」と言われていたので,まぁそういうもんだと思って聞いていたような気がするが,正直言ってあまり印象に残っていない。その当時は本当にいろいろライブを見る機会に恵まれていたので,選択肢も多かったが,敢えて行くほどのバンドではないって感じがしたのは事実である。

しかし,そんな彼らのでびゅー・アルバムを改めて聞いてみると,Arto Lindsayの突出具合が笑える。そのほかの4人はフリー的なアプローチも示しながら,比較的真っ当な演奏を聞かせる中,Arto Lindsayのギターは,もはやアクセントと言う領域を超越して,バンドの個性の一翼を担うって感じがする。Arto Lindsayのギターがなかったとすれば,このアルバムが話題になることがあっただろうか。

そして,面白いのがこのアルバムをプロデュースしているのがTeo Maceroってことである。Milesがまだ沈黙していた時期だけに,Teo Maceroも刺激を求めていたのかもしれないなぁなんて思ってしまった。その刺激を与えたのは多分Arto Lindsayなんだろうなぁ。時代の徒花感はあるものの,なかなか面白く聞けてしまった。星★★★★。

それにしても,こんなバンドの演奏でも個性が消えないThelonius Monkの曲とは何と偉大か!なんて別の関心の仕方をしてしまった(笑)。

Recorded on July 21, 22, 28 & 29. 1980

Personnel:John Lurie(as), Evan Lurie(key), Arto Lindsay(g), Steve Piccolo(b), Anton Fier(ds)

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コメント

さすがにひどい とか 結構きつい とか やはりきつい とか 何でそんなものに刺激を求めようとしてるんですか?(笑)

先日、気の迷いで、イタリア物コンピを聴いてみたら オーソレミヨとかフニクリ・フニクラとか、
何かこいつら楽しい人生送ってそうだなと(笑)

今、Jan Lundgren にはまってます。
ラングレン?ルングレン?ルンドグレン?
と長年思ってましたが、
CDで私はヤン・ルングレンですと自己紹介してました。

MRCPさん,こんばんは。

ここで「さすがにひどい」と言っているのはあくまでも「フェイク・ジャズ」という呼称に対してですので,特段刺激を求めている訳ではありませんが,人生に刺激は不可欠だとは思っていますねぇ。

イタリア人はラテン系ですから,多少能天気でも許される人たちですね。これはいい意味で言ってます。

Jan Lundgrenですか。いいピアニストですね。様々な音楽への目配りもできる人ですが,最近アルバム出してるんですかね。

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