久しぶりに聞いたらタイトル・トラックのスリリングな響きに引き込まれてしまったEnrico Rava盤。
”The Pilgrim and the Stars" Enrico Rava (ECM)
ECMレーベルもリリースされるアルバムの数が多過ぎて,さすがに最近はストリーミング頼みになり,買うアルバムも随分減ったと思う。そうは言いながら,過去にリリースされたアルバムは結構な枚数を保有しているのだが,家人の言葉を借りれば,「いつ聞くの?死ぬまでに一回も聞かなんじゃない?」ということになってしまう可能性なきにしもあらずである。保有しているアルバムは記憶しているつもりだが,しょっちゅう聞くって感じのアルバムはそう多くはないのも事実だ。
Enrico RavaのECMのアルバムも結構な枚数になっているし,私もほぼ保有していると思うが,プレイバックの回数が多いかと言えば,必ずしもそうでもない。実のところ,RavaのアルバムではVenusレーベルの"Renaissance"をプレイバックする回数の方が多いのではないかとさえ思ってしまう。だが,こうして久しぶりに聞いてみると,タイトル・トラックのECMらしい出だしから始まって,熱を帯びてくる展開に痺れてしまった。今回久しぶりに聞いてみて,編成も同じということもあり,Paolo FresuのDevil Quartetの源流はこの辺にあったのではないかなんて思ってしまった。
まぁ,ここに揃ったメンツを考えれば,間違いないよねと思うのが普通なのだが,やっぱりこれはよい。私がラッパのワンホーン好きというのも影響しているところは多分にあるが,この硬派な(と言っても「どフリー」ではない)サウンドには痺れる。ECMの比較的初期のアルバムであり,既にリリースから45年を経過しているのに,全く古さを感じさせないって凄いことである。ちゃんと昔のアルバムも聞かないといかんという反省と自戒も込めて星★★★★★としてしまおう。Ravaのラッパの音は素晴らしいし,マジでカッコいいですわぁ~。
Recorded in June 1975
Personnel: Enrico Rava(tp), John Abercrombie(g), Palle Daelsson(b), Jon Christensen(ds)
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コメント
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Toshiyaさん、こんにちは。
とてもとても懐かしいアルバムですね。
初めて聴いた(買った)エンリコ・ラヴァがこれでした。
ジョン(John Abercrombie)さんが参加したお陰で、スペイシーなサウンドが展開されてましたね。
たまにはレコードラックの肥やしになってるのも聴いてみるべきですね。
ではでは
投稿: nanmo2 | 2020年8月 2日 (日) 12時01分
nanmo2さん,こんにちは。
「レコードラックの肥やし」というのに笑ってしまいましたが,保有しているソフトの枚数が増えてしまうと,どうしても聞くチャンスが少なくなっていくのは仕方ないですが,在宅勤務の時間を活用して,温故知新モード拡大中の私です。私が最初に買ったEnrico Eavaは何だったでしょうかねぇ。ECMであることは間違いないですが,だとすれば,私も本作だったような気が...。ほかのアルバムも最近全然聞いていませんねぇ。本当に肥やしですね(苦笑)。
投稿: 中年音楽狂 | 2020年8月 2日 (日) 15時16分