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2020年8月20日 (木)

"So There":まるで昔のラジオ・ドラマでも聞くような...。

_20200816"So There" Steve Swallow with Robert Creeley(XtraWatt)

保有していることをすっかり失念していたアルバム。Robert Creeleyは米国の詩人,作家であるが,Steve Swallowとは"Home"に詞を提供しているので,突発的な共演という訳ではない。このアルバム,Robert Creeleyは詩の朗読,そこにSteve Swallow,Steve Kuhn,そして弦楽クァルテットが加わるというものだが,これは2005年のRobert Creeleyの死後にリリースされており,追悼アルバムとしての性格を持つものだろう。ライナーにも"For Bob"とあるし。

このアルバム,まさにポエトリー・リーディングに音楽が重なるというものだが,聞いていると,主題のようにまるで昔のラジオ・ドラマでも聞いているような趣である。なので,純粋な音楽として聞くには微妙な部分もあるが,音楽自体は実に穏やかなトーンに満ちている。

レコーディング・データを見る限り,このアルバムはもともとポエトリー・リーディングが2001年に録音されており,そこにSteve SwallowがRobert Creeleyの死後の2005年に曲を乗せて,編集して出来上がったアルバムだろうと想像するが,うまくシンクロしていると思う。こうしたアルバムは評価が難しいところだが,ミュージシャンと詩人の友情の美しい産物として捉えれば星★★★★ぐらいだろう。そうは言っても,これも滅多に聞かないタイプのアルバムだが...。

しかし,音楽と詩はうまくシンクロしているのに,このジャケの合成具合はイマイチだなぁ。二人の表情のフォーカス具合が違うので,結構違和感がある。もう少しいい具合に編集できそうなもの(苦笑)。

Recorded on August 25, 2001 and August 27 & 28, 2005

Personnel: Steve Swallow(b), Robert Creeley(voice), Steve Kuhn(p), The Cikada Quartet<Henrik Hannisdal(vln), Odd Hanninsdal(vln), Marek Konstantynowicz(vla), Morten Hanninsdal(cello)>

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