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2020年7月23日 (木)

実家から持ってきたアルバム:今日はGil Evans。

Synthetic-evans "Synthetic Evans" Gil Evans (Poljazz)

実家にはこういうのも置いてあったってことで,今回久しぶりに聞いたのがこれである。一時期,私は相当Gil Evansに入れ込んでいて,いろいろな音源を集めたものであるが,結構これはポーランド盤という希少性もあって,実は結構入手には手間取った記憶がある。これを店頭で見つけた時は小躍りしたものだが,このジャケのペラペラ加減にこれは本物なのかと思ったのも事実である。それほどペラペラである。しかも家に帰ってプレバックしようとすると,センター・ホールが小さ過ぎて,プレイヤーにセットできない。逆に言うと,これは一度もプレイバックされたことがないのではと思えるものであった。私は力業でセンター・ホールを広げてプレイバックを可能にしたのも懐かしい。

Gil Evansの音楽は,結局のところ似たようなレパートリーを似たようなメンツで演奏するので,晩年のパターン化はちょっとなぁという感じだったが,83年に私が初めてNYCを訪れて,Sweet Basilで聞いた演奏は強烈だった。私はGil Evansの最高傑作はパブリック・シアターでのライブ盤だと思っていて,一番好きなアルバムが"Priestess"なのだが,80年代半ばぐらいまでは相応の勢いがあったと思う。そんなGil Evansの音源はいろいろあるのだが,これは1976年の音源なので,アルバム "Priestess"の前年である。ここで聞かれる"Priestess"のアレンジはアルバム"Priestess"のものに近い。って言うか基本線は変わらないのである。Gil Evans Orchestraの演奏はいつもこんなものだろうって感じだが,まぁこれはこれでってところ。

但し,このアルバムのクレジットは結構怪しいところがあり,"Gone"で聞かれるソプラノ・ソロは一体誰なんだって疑問もあるし。トランペットのうちの一人は明らかにJon Faddisである。また,映像を見るとギタリストがいるので,正しくはロシアのサイトに上がっているような下記のメンツではないかと思う。世の中では本作をブートレッグ扱いしているところもあるので,この怪しさも仕方ないところかもしれないが,ここでのソプラノをGeorge Adamsが吹いているとは到底思えないのである。しかし,Poljazzはれっきとしたレコード会社なので,ブートではないはずだ。

Gil Evans(p, el-p), Lew Soloff(tp), Jon Faddis(tp), Bob Stewart(tuba), John Clark(fr-h), Janice Robinson(tb), George Adams(ts), Pete Levin(key, synth, fr-h), Van Manakas(g), Mike Richmond(b), Sue Evans(ds)

Synthetic-evans-front ついでに言っておくと,このアルバムのジャケはレコードの取り出し口から考えると,Gil Evansの写真が4枚写っている方が裏ってことになってしまうが,だったら表は下に掲示した側ってことで,それはさすがにないよねぇ。それにしても,貼り付けた映像のGeorge AdamsのキレっぷりはまさにこれこそGeorge Adamsって感じだな。

Recorded Live at Jazz Jamboree in Warsaw on October 23, 1976

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