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2020年7月 2日 (木)

部屋の片づけついでに聞いたHelen Merrill & Gordon Beckのデュオ盤。いいねぇ。

No-tears-no-goodbyes ”No Tears...No Goodbyes" Helen Merrill & Gordon Beck(Owl)

暫く部屋が撮っ散らかった状態にあったので,週末にちょっとした片づけをしたのだが,そのついでにと言ってはなんだが,今となっては数も少なくなったLPでも聞くかということで,取り出したのがこの1枚。これは今はなき高田馬場のマイルストーンで売りに出ていたのを購入したはずである。今やマイルストーンも閉店してしまったが,学生時代から長きに渡って世話になった店であった。

そんあマイルストーンが古物商として,古本や中古レコードを店頭で販売するようになったのは何年前だっただろうか?私が店を訪れる頻度は下がっていたが,行くたびにLPをゲットしていた私である。Wayne ShorterやBooker Ervin,Gary Fosterとかを入手させてもらったが,これはそうした1枚なのである。

このブログにも何度か書いている通り,私はジャズ・ヴォーカルの熱心な聞き手ではないので,保有しているCDもLPも大した枚数ではない。だが,このアルバム,Helen Merrillはもとより,Gordon Beckとのデュオってのがいいに違いないと思って購入したはずだが,久々に聞いて,おぉっ,こんなによかったかと思ってしまった。アナログ・ディスクを再生できる環境は整っているが,プレイヤーの上にCDをうず高く積み上げる悪癖ゆえに,アナログの再生はあまりしていない,というよりできない状態が続くことが多いのだが,ここ暫くはプレイヤーの上には物を置かないことを徹底していてよかったと思ったが,本作は実に味わい深い。

何よりも,私の部屋の大したことのないオーディオ・セットで聞いても間違いなく音が素晴らしい。久々に聞いたので意識していなかったのだが,デュオのはずなのに"I Got It Bad"ではベース音らしい音が聞こえる。よくよくクレジットを見たら,Gordon Beckはオルガンもプレイしているので,ペダルでベース音を刻んでいたってことだ。そんなことも覚えていないのだから,本当に私の聞き方もいい加減なものだ。まぁそれはさておきなのだが,このアルバムにおけるHelen Merrillの声は「ニューヨークのため息」と呼ばれるあの声は健在なのだが,それを支えるGordon Beckの伴奏が実に素晴らしい。こういうデュオだと,アコースティック・ピアノに専念しそうだが,ここでは先述の通り,オルガンに加えて,かなりの部分でエレピを演奏していて,これがまたいいのである。多重録音の可能性もあるが,左手でエレピを弾いて,右手でピアノを奏でる瞬間の何と魅力的なことよ。

こういうアルバムを寝かしておくだけにしておいたことを激しく後悔したことは言うまでもない。ということで,反省も込めて星★★★★★としてしまおう。実にいいアルバムである。尚,このアルバム,Sunnysideのカタログには残っているので,CDの入手は難しくないはずである。こういうのをちゃんとカタログに残しておくってのは実にいいレーベルであることの証左だな。

Recorded on November 1~3,1984

Personnel: Helen Merrill(vo), Gordon Beck(p, el-p, org)

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