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2020年7月26日 (日)

久しぶりに聞いたら実によかったChick Coreaの”Rhumba Flamenco"

_20200725-2"Rhumba Flamenco" Chick Corea & Touchstone (自主制作盤)

このアルバムを聞くのは実に久しぶりな気がする。本作はChick Coreaが2005年にWebサイト上でリリースしたライブ・アルバム。これまで公式に発売されたことはなく,あくまでもChick CoreaのWebサイト上でのみ販売されてきたものである。日本においてはDU等が独自に輸入して発売していたこともあるが,私は出た当時直販で購入したもの。でももうそれから15年も経ってしまったのかと思うと,「光陰矢の如し」である。

Chick Coreaのスペイン風味は既にいろいろなところで感じられるのは皆さんご承知の通りである。曲としての"Spain"然り,アルバムとしての"My Spanish Heart"然りである。直近では私はストリーミングでしか聞いていないが,"My Spanish Heart Band"なんてアルバムも出していたしねぇ。そのChick CoreaがグループとしてのTouchstone名義で発表したアルバムはこれだけだと思うが,その源流はWarnerで出した"Touchstone"にあると言ってよいだろう。そのアルバム"Touchstone"は結構バラエティに富んだ作りでありながら,そのハイライトがPaco De Luciaとの共演にあったことは間違いない。だからこそ,このライブもグループ名はTouchstoneとしたであろうし,件のアルバムのタイトル・トラックも再演している。しかもPaco De Luciaとの共演に限らず,私はあのアルバムが結構好きなのだ(記事はこちら)。

私が"My Spanish Heart Band"を聞いた時,そのラテン・フレイヴァーの強さがちょっとなぁと感じたように記憶しているのだが,このアルバムはスペイン風味ではあるものの,それが前面に押し出されるというより,いい塩梅なのが私には丁度良い感じである。まさにいい感じのフュージョン具合なのである。

そうした訳で,私がこのアルバムを聞くのは実に久しぶりであったにもかかわらず,このバンドのライブはレコーディングされた欧州の聴衆にとっても楽しめるものだったはずだと思えてしまう。ジャズ的な快感とスパニッシュ風味の適切な混ざり具合が実に楽しい,ライブ音源とは言え,これだけいい感じの出来なんだから,公式リリースすればいいと思うのは私だけではないと思うが,間違いなくもっと聞かれてよい音源である。まぁ,約2時間にも及ぶ演奏なので,聞き通すとお腹一杯になることは確実だが(苦笑)。ついでに言っておけば,奥方Gayle Moranの声はどうしても好きになれないこともあって星★★★★☆。

尚,本作は今でもChick CoreaのWebサイトで購入可能なので,ご関心のある方はこちらへどうぞ。2枚組$20なら,確実に元は取れる(きっぱり)。

Recorded Live in Austria, Germany and Belgium

Personnel: Chick Corea(p), Tom Brechtlein(ds), Carles Benavent(b), Jorge Pardo(sax, fl), Rubem Dantes(perc), Gayle Moran Corea(vo)

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