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2020年6月26日 (金)

これは凄い!Bob Dylanの新作は掛け値なしの傑作。

_20200624 "Rough and Rowdy Ways" Bob Dylan(Columbia)

Bob Dylan,79歳,ノーベル文学賞受賞者として放つ8年ぶりのオリジナル・アルバムである。これが実に素晴らしい。と言うよりも凄いねぇとしか言いようのない深みのあるアルバムをリリースした。オリジナル・アルバムとしては"Tempest"にまで遡るが,なぜか私は"Tempest"をこのブログにアップしていない。全く理由が見つからないのだが,書こうと思って失念したってところかもしれない。

それはさておきとして,まずは私は本作をストリーミングで聞いて,あまりのよさにアルバムの購入を決めたのだが,私が最初にこのアルバムを聞いて思い起こしたのがLeonard Cohenの遺作となった"You Want It Darker"であった。そこには詩人,あるいは文学者としての同質性ってところだろうか。アルバムに先んじてリリースされた"Murder Most Foul"のストーリーは音楽と相まって実に深みを持つものだと感じざるをえない。

このアルバムを評価するにはBob Dylanの書いた歌詞をしっかりと吟味する必要があるのだが,歌詞抜きでサウンドだけを評価しても,これは星★★★★★以外にはありえないと思わせるような傑作。突然,オリジナルでシングルをリリースしたり,アルバムをリリースした背景には,おそらく今回のコロナウイルス禍があると想像される訳だが,それについては今のところDylanは何も語っていないはずである。そして,いろいろな人たちの名前が歌詞のそこかしこに出てくるのも何らかのメタファーなのかもしれないなぁ。

Personnel: Bob Dylan(vo, g), Charlie Sexton(g), Bob Britt(g), Donnei Herron(steel-g, vln, accor), Tony Garnier(b), Matt Chamberlain(ds) with Blake Mills, Benmont Tench, Alan Pasqua, Fiona Apple, Tommy Rhodes

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コメント

フォーク時代のディランと同じ時期、同じ街でモダン・ジャズやってたわけなので、ジャズメンの名前が出て来るのはわかるんだけど、Art Pepperの名前が挙がるのに驚きました。
誰もが知ってるビッグネームじゃなかったろうし、西海岸の人だから面識はなかったんじゃないかと。レコード聴いてたのかなあ。

ところで、ザ・ピーナッツのエピタフ(King Crimson)!
Louis Armstrongの平和を我らに(John Lennon) 以来の違和感。
同時代なんですよね。

MRCPさん,こんばんは。

確かにArt Pepperの名前が挙がってますねぇ。意外や意外で好きだったんですかねぇ?それがMonkとかParkerと並んでいるってのが更なる意外性ってところです。

ザ・ピーナッツの"Epitaph"は完全同時代の成せる技ですが,まぁいいんじゃないですかね。私は面白く聞きましたが,サッチモの”Give Peace a Chance"は確かに違和感ありありですが,バックのコーラス隊のファンクぷりっと言い,結構笑えました。ご紹介ありがとうございました。

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