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2020年6月22日 (月)

ミスキャスト?と思わせつつ,そこかしこにMarc Copland節が出てくるCindy Blackman盤。

_20200619 "Autumn Leaves" Cindy Blackman Trio (Ninety-One)

しばしの沈黙を経て,ブログも徐々に通常のペースに戻していきたい。

これはまだMarc CoplandがMarc Cohenと名乗っていた頃のアルバムである。中古で拾ったのは随分前だが,当ブログでは記事にしていなかったものだが,そもそも本作はクロゼットにしまい込んでいたので,聞く機会はiTunesに依存していたはずだが,それもほとんど聞いていないはずだ。久しぶりにクロゼットを探索していて,聞いてみるかってことで取り出したもの。

Cindy BlackmanはTony Williamsの影響を隠さない,通常はかなり「叩く」人である。そんなCindy BlackmanにベースはCharnett Moffettときては,通常のMarc Coplandが共演しているメンツとは明らかに違うと思うはずだ。異色の組み合わせと言えばその通りだし,リリシズム溢れるMarc Coplandと「合うのかなぁ?」と思ってしまうのが普通であろう。

そんなアルバムであるが,やはりMarc CoplandはMarc Coplandであったというのがこのアルバムを久々に聞いての結論である。そこかしこにMarc Coplandらしいフレージングが登場して,へぇ~ってなってしまう。まぁいかにも日本制作とでも言うべき,有名曲が並んだピアノ・トリオによるアルバムだが,やっぱり"Now's the Time"はないだろうとか,この”Moments Notice"は...とか言いたく部分もある。しかし,そんな曲でもCoplandは自分の流儀を貫いている。と言うか,こういう風にしか弾かないって方が正解なのかもしれないが,これならばDieter Ilgらとやったトリオ演奏よりも,ずっといい感じがしてしまうから不思議なものである。もちろん,これよりいいアルバムはいくらでもあるし,これはこれで結構楽しめたが,星★★★☆ぐらいが妥当な評価と思う。

尚,ライナーに熊谷美広が,Marc Coplandアレンジによる"Easy to Love"のイントロを「へんな」と評しているが,Marc Coplandのことをわかっていれば,これを「へんな」と感じることはない(きっぱり)。Marc Coplandにとっては普通の,彼らしいアレンジだと思う。

Recorded on May 8, 1989

Personnel: Cindy Blackman(ds), Marc Cohen(p), Charnett Moffett(b)

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