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2020年5月15日 (金)

Joanne Brackeenのパワフルなピアノ。

_20200510 "Special Identitiy" Joanne Brackeen(Antilles)

久しぶりにこのアルバムを聞いたなぁと思う。実にパワフルなピアノである。今の時代,女性ピアニストだからどうこうと言うのは憚られるが,それにしてもここに収められた音楽は力感が強烈である。まぁ,バックを支えるのがEddie GomezにJack DeJohnetteなので,当然と言えば当然という気もするが,彼らも無遠慮にJoanne Brackeenに対峙したって感じである。

まぁ,Joanne Brackeenのキャリアからすれば,この人がやわな音楽をやるはずがないと考えて然るべきなのだが,半ばフリー・ジャズのような展開さえ示す部分もあり,やはりこのパワーは半端ではない。Joanne Brackeenは,あのBob JamesのTappan Zeeレーベルにおいても,”Keyed In"というアルバムを同じ編成で吹き込んでいるし,更には,私は聞いたことがないが,このトリオにJoe Hendersonを迎えた"Ancient Dynasty"なんてアルバムもあるのだから,こういう路線は彼女にとっての既定路線ということであったのだろう。但し,Tappan Zeeというレーベルのカラーからすれば,かなり異色であって,それでもBob Jamesがチャンスを与えたことには相応の意義があったと思う。

だが,Joanne Brackeenのやっている音楽としては,ややハイブラウなアルバムをリリースしていたAntillesの方がフィットしているってところだろう。しかもこのアルバムはAntillesレーベルの第1作だったところにはそれなりの意味があったはずだし,Joanne Brackeenもその期待に応えたってところだと思う。いずれにしてもしょっちゅう聞きたいと思うアルバムではないが,たまに聞くとそのスリリングな展開にはびっくりさせられるそんな一枚。星★★★★。

Recorded on December 8 & 9, 1981

Personnel: Joanne Brackeen(p), Eddie Gomez(b), Jack DeJohnette(ds)

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