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2020年3月18日 (水)

こいつは驚いた!Ondřej Štveráčekの新作はエレクトリック・アルバム。

_20200317 "Space Project" Ondřej Štveráček(Stvery)

ジャズ界のおんどれ君ことOndřej Štveráčekの新譜である。昨年前半に2枚のアルバムをリリースして,いつもながらおんどれ君には甘いところを見せた私だったが,そのおんどれ君からの新作が届いたので,早速発注である。

今回は日本のセラーの取り扱いがあり,あっという間に届いたこのアルバムを聞いてびっくりである。全編がエレクトリック・アルバムなのだ。サックス奏者としての幅を広げるためにはこういう動きも出てくるかもしれないとは心のどこかでは思いつつ,このままずっとColtrane愛を貫くのかいう考えもあったので,これにはやはり驚いた。なるほど"Spece Project"な訳だ。だが,メンバーはいつも通りのレギュラーだが(苦笑)。

結果からすれば,これは想像以上にかなりカッコいい音になっている。冒頭はいきなり”What's Outside"のリメイクであるが,オリジナルの感覚はほとんど残ってない。特におんどれ君には悪いが,ここではおんどれ君以上にKlaudius KováčのHerbie Hancockライクなキーボードが効いているように思える。影響は相当強そうなフレージング連発であるが,このアルバムのトーンにはかなり強く影響を与えていることは間違いないだろう。これでつかみはOKである。

そしておんどれ君,アルバムを通してエフェクターを効かせたテナーとソプラノをブイブイ吹きまくっている。スローなテンポの曲でも,アドリブになると強烈なラインをぶちかまして,これが実に楽しい。どうせならEWIでも吹けばよかったのではないかと思ってしまう。これをおんどれ君のアルバムとして聞くか,何も先入観なしに聞くのでは随分印象が違うと思うが,それでもこのアルバムは結構楽しめるアルバムとなっている。

ドラムスのGene Jacksonも百戦錬磨というか,何でもござれって感じで,ここでのバッキングに何の違和感もないのは大したものである。

いずれにしても,つくづくおんどれ君には甘いと思うが,このアルバムも星★★★★☆としてしまおう。あぁ~びっくりした(笑)。

Personnel: Ondřej Štveráček(ts, ss,effects),Klaudius Kováč(p, synth), Tomáš Baroš(el-b), Gene Jackson(ds), Radek Nemejc(perc)

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コメント

Toshiyaさん、こんにちは。
おんどれ君、初めて聴きました。(ライブ盤)
「What's Outside」の熱い演奏には圧倒されますね。
また一人の素晴らしき才能に出逢えたことに感謝感謝!!
ではでは

nanmo2さん、こんにちは。

お聞きになったのは2010年のライブでしょうか?もう10年近く前になりますが、おんどれ君を初めて聞いたときはマジで驚きました。

今回のアルバムはおそらく一過性と思いますが、エレクトリックも思いのほかカッコよかったです。

ライブは「NOVA GALERIE 23.11.2010 - JAZZ AT PARGUE CASTLE 2010」です。
実は初めてではなかったようです。
youtubeでチラ聞きしてました。
新譜のワイルドな人相と直には結びつかなかったのが真相です。  (笑)
今時、これほどコルトレーン愛に満ち溢れている人も珍しいのう。
ではでは

nanmo2さん、こんばんは。

あのアルバムは非常によかったですね。おんどれ君のイメージは私にとって確固たるものとなりました。ハマったってやつですね(笑)。

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