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2020年3月13日 (金)

出張中に見た映画:4本目は「パラサイト 半地下の住人」。

Photo_20200311101301 「パラサイト 半地下の住人("기생충”)」('19,韓)

監督:ポン・ジュノ

出演:ソン・ガンホ,チェ・ウシク,パク・ソダム,チャン・ヘジン,イ・ソギュン,チョ・ヨジョン,チョン・ジソ

パルム・ドールのみならず,オスカーの作品賞,監督賞まで獲ってしまった超話題作である。私も機内エンタテインメントで韓国映画を結構見るが,大概が暗~い話が多い。あのヴァイタルな生活を送る韓国の人々の心の奥底には,こういう感情があるのかなんて感じさせられることも多いのだが,この映画はちょっとタイプの違う映画であった。

一言で言えば,ブラック・コメディだが,段々スラップスティック化していく。正直言ってストーリーは無茶苦茶って話もありながら,確かにこれは面白い映画である。よく言われる通り,社会性とエンタテインメントを共有しているし,ストーリー展開もうまい。

だが,これが2019年度の最高の作品なのかというと,決してそんなことはないような気がする。世の中,ダイバーシティを重視することは悪いことではないし,アカデミーもそれで批判を受けてきていたのだが,私がイマイチこの作品に没入できないのは,そんなことではなく,映画そのものに「深み」が感じられない,あるいは私自身への訴求力があまりないってことだろう。結局,面白い映画を見るのはいいとしても,私の心に刺さらないというところが実感なのだ。結局は好きか嫌いかってことになるのだが,この作品,嫌いではないとしても,私は先日取り上げた「フォードvsフェラーリ」の方が圧倒的に好きなのだ。そもそも「フォードvsフェラーリ」にはChristian Baleという圧倒的訴求要因があった。

そもそも格差という社会的な問題とエンタテインメントを融合させるというならば,私たちには「天国と地獄」というはるかに素晴らしい先例がある。そうしたことを考えながら,この映画を見ている私もいかがなものかって気がするが,それが実感なのである。ってことで,非常に面白い映画だと思いつつ,星★★★★ってところ。

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