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2020年3月29日 (日)

超アンビエント!Fripp & Enoの"Evening Star"。

_20200326-2 "Evening Star" Fripp and Eno (Island→Opal/DGM)

このアルバムがリリースされた当時,King CrimsonのRobert Frippと元Roxy MusicのEnoが一緒に音楽をやったらどうなるのかと思うのが人情ってものだろう。当時でなくても,この音楽を聞いたことがないリスナーはそう思うはずである。だが,出てくる音楽は二つのバンドの音楽とは全く異なる完全なアンビエント・ミュージックである。

後のEnoの活動を考えれば,こうした音楽をやること自体には,今にしてみれば違和感はない。しかし,Robert FrippのKing Crimsonでの音楽を考えると,もはや対極とでも言うべきこの音楽は,King Crimsonファンにとっても,一般のリスナーにとってもかなりハードルが高いだろう。いつもであれば,よりメカニカルな響きを持つRobert Frippのギターがエフェクト的なサウンドとなっているのだから,これは普通驚くよねぇ。それでも聞いていれば,これはやっぱりFrippの「音」だと思ってしまうところが,Robert Frippたる所以なのだが(笑)。

ここでの音楽をどう評価するかというのは実に難しく,私としても実は星のつけようがないというのが実感である。なぜならば,これはアンビエント・ミュージックであって,環境と同化してこそのアンビエントだ。よって,音楽を意識しないことこそが重要なのではないかと思えるのだ。そうは言っても,後半の"An Index of Metals"には不穏な響きも感じ取れるので,完全環境同化って感じでもないので,その辺はちょっと微妙。

尚,冒頭のno"Wind on Water"の一部にはライブ音源が使われているが,眼前で彼らの演奏を見た聴衆はどのような反応を示したのか実に興味深い。私だったら何も知らずに観に行っていたら,松田優作ではないが,「なんじゃこりゃ~!」と叫んでいたかもしれない(爆)。

ということで,このアルバムについては悪い意味でなく,採点不能というのが正直なところである。しかし,このジャケは素敵だよねぇ。

Personnel: Robert Fripp(g), Eno(loops, synth)

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