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2020年3月30日 (月)

久々に聞いたDon Randi。

_20200327 "Where Do We Go from Here" Don Randi Trio(Verve)

新型コロナウィルス感染拡大を受けて,仕事は在宅勤務,週末は不要不急の外出は自粛なんて生活を送っていると,休日は音楽でも聴きながら読書に励むって感じだ。そういう時に何を聴こうかって考えると,日頃あまりプレイバックしていないアルバムについつい手が伸びる。このアルバムを聴くのも実はいつ以来か?みたいな感じだが,それでもこのアルバムはしぶとく一軍半の棚には残っているからまだましなのだ。

それでもってこのアルバムだが,読書しながら聞き流すには結構よかった。刺激的ではないが,軽くバウンスするピアノ・トリオは軽快なので,読書の邪魔にならないのである。収録時間も37分弱って尺も何ともいい感じだが,こんな曲をやっているのかぁなんて思わせる展開も結構面白く聞けた。"Waltzing Matilda"をワルツにしない演出とか,ラテン・タッチの"I Love Paris"とか,何ともユニークである。ただ"I Love Paris"はCole Porterの曲ではジャズ化されることが比較的少ないのは,この曲調によるところ大だろうなぁとついつい思ってしまうのも事実だが...。「枯葉」もここでのアレンジは私の琴線に触れるものではないところは惜しい。一言で言えば陰影に乏しい。

だが,軽快なピアノ・トリオであることは前述の通りであり,アルバムを聴いていて,この軽快さを支えているのはLeroy Vinnegarのベースではないかと思っていた私である。このボトムがあってこそのこのサウンドというのは多分間違いないところだと思う。もちろん,Don Randiのピアノもなかなかいい感じであることはもちろんだが,この人はどちらかと言えば,後にLAにBaked Potatoをオープンしたことの方が,実は現代の音楽シーンへの貢献としては大きいのかなぁってのが正直なところである。

私が保有しているCDは,今はなきスウィング・ジャーナルによって,名盤蒐集クラブの1枚として再発されたものだが,名盤ってほどのものではなく,秘かに愛すればいいというアルバムの方が適切と思える。ってことで,星★★★★ってところ。

Recorded on January 31 and February 1, 1962

Personnel: Don Randi(p), Leroy Vinnegar(b), Mel Lewis(ds)

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