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2020年3月25日 (水)

Charles Lloyd,やはりこの人は化け物だ。

Charles-lloyd-8 "8" Charles Lloyd(Blue Note)

昨年9月の来日時に私を落涙させたCharles LloydのKindred Spiritsであるが,彼らによるライブ・アルバムがCD+DVDのフォーマットでリリースされた。ここ数年のCharles Lloydは,優れたメンツを従えて,アルバムを出すたびに私はそのその年のベスト・アルバムの1枚に選んでいるような気がする。それほど気力も創造力も充実していると感じさせるが,この人が既に82歳だとは全く信じられない。主題の通り,まさに化け物である。

Kindred Spiritsというバンドにおけるポイントは,私はライブにおいてはGerald Claytonだったと思っているのだが,このアルバムではそのクレジットを記載漏れするというとんでもないミスをしている。写真も掲載されているし,"Appears Courtesy of ..."の記述もあるから,本当に単なるミスである。こういうのも珍しいと思うが,Blue Noteレーベルらしからぬミスではある。

このアルバムにおいてはJulian Lageの活躍が目立っているが,それでもGerald Claytonの存在感が薄いということではなく,いい仕事をしている。"La Llorona"のピアノなんて,実にいいと思う。しかし,それ以上にCharles Lloyd御大の充実度が素晴らしい。メンツに恵まれているって話もあるが,全く音楽に「老い」というものを感じさせないのだ。音色はいつものCharles Lloydだが,このフレージング,まさに見事としか言いようがない。まぁ,このどう見ても購買意欲の高まらないジャケはどうなのよってのはさておき,この音楽の質を聞かされては何の文句も出ない。息子,あるいは孫と言ってよいような年代のバックのメンツから,精気を吸い取っているのではないかと思いたくもなるような演奏なのだ。まさに驚くべき老人である。

こんな演奏をされたら,星★★★★★以外つけようがないではないかと言いたくなるようなアルバムである。DVDは未見だが,そのうち見ようと思う。だが,音だけで満足できることは言うまでもない。

Recorded Live at the Lobero Theater on March 15, 2018

Personnel: Charles Lloyd(ts, fl), Julian Lage(g), Gerald Clayton(p), Reuben Rogers(b), Eric Harland(ds)

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コメント

たいていのミュージシャンはECMを離れたら追いかけるのをやめてしまうのですが、チャールス・ロイドだけは別格なので、その後も聴いています。ライヴということで、なかなか素晴らしい演奏が展開されてますね。クレジットミスにはあせりましたが、そういうことも吹き飛ぶような演奏でした。

当方のリンクのページは以下の通りです。
https://jazz.txt-nifty.com/kudojazz/2020/03/post-564690.html

910さん,こんばんは。リンクありがとうございます。

ECM時代のLloydも良かったですが,Blue Note移籍後は更に凄みが増したと思います。80過ぎてこの創造力,半端じゃないですね。

しかもこのタレント・スカウト能力が素晴らしいと思います。やっぱり化け物です。

相変わらず、凄かったですね。

全員がリーダーを勤められる若手の寵児たちとのコラボレーション最高すぎます。
ロイド翁もメンバーもリスペクトし合いながら、互いにインスパイアされてるのがよくわかる。
この時、ロイド翁80歳、信じられない集中力と創造力っす。

確かに、正気を吸い取って100歳超えしそうな勢いです。
ぜひ、ぜひ、安全に生き延びて欲しい!!

https://mysecretroom.cocolog-nifty.com/blog/2020/04/post-98c269.html

Suzuckさん,こんばんは。リンクありがとうございます。

リスペクトとインスパイアって実にその通りですね。それも偏にCharles Lloydの衰え知らずの創造力ゆえって気がします。

実に素晴らしいことですね。

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