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2020年2月 4日 (火)

保有していることもほぼ失念していたWayne Escofferyのアルバム。

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"The Only Son of the One" Wayne Escoffery (Sunnyside)

Wayne EscofferyにはTom Harrellのバンド時代から注目してきたし,Cotton Clubでのライブにも行っている。しかし,このブログではこのアルバムはアップしていなかったし,そもそも保有していることさえ失念していたのだから,私もどうしようもない。ということで,久しぶりに手に取ったアルバムを早速聞いたのだが,これがなかなかコンテンポラリーな響きを有していてよいではないか。こういうことがあるから,手持ちのアルバムはたまにはちゃんとチェックしないといかんのだ。

ここでのサウンドはのキーとなるのがWayne Escoferryのテナーであることはもちろんなのだが,そのテクスチャーを作り出すのに貢献しているのはOrrin EvansとAdam Holzmanの二人のキーボード・プレイヤーである。今やBad Plusの一員となったOrrin Evansはピアノも弾いているが,Rhodesを多く弾いていることもあって,コンテンポラリー感は強くなるが,このアルバムにおいては私はRhodesの音の方がフィットしているように感じるのだ。一方,Adam HoltzmanはMiles Davisのバンドでもそうだったと思うが,前面に出てくるタイプではなく,どちらかというと,サウンドをよりカラフルに仕立てるって感じだろう。

私は本作の次作となる"Live at Firehouse 12"について記事(こちら)を書いていて,そこには『コンテンポラリーな感覚は増しているのは事実だが,フュージョンまでは行っておらず,極めて真っ当な「現代のジャズ」という気がする。』なんてことを書いているから,その源流は本作にあったってことだ。そんなこともすっかり忘れているのだから,いかに私はいい加減かってことがバレバレになってしまった(元からバレバレって話も...)。

それはさておきとして,Wayne Escofferyのアルバムはどれも侮れないと思えるし,一本筋が通っていると感じさせるのは立派である。これもTom Harrellの薫陶を受けたってことが効いているのかもしれないが,この人は期待できると改めて思わされたアルバム。星★★★★。

いずれにしても,昨今は新譜を買うペースも劇的に落ちているから,その間にこうして手持ちの音源を改めて聞き直すってのは結構大事なことだと思う。まぁ,このブログもそういう感じになっていかざるをえないのだろうなぁと感じている。

Recorded on March 29 and September 18, 2011

Personnel: Wayne Escoffery(ts, ss), Orrin Evans(rhodes, p), Adam Holtzman(key), Hans Glawishnig(b), Ricky Rodrigues(b), Jason Brown(ds)

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