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2020年1月13日 (月)

イージー・リスニング的な感覚で聞くToots Thielemansもまた味わい深い。

_20200111 "Collage" Toots Thielemans (Sony)

またの名を"Quiet Evenings"とも呼ばれるToots Thielemansのアルバムである。これは今や1,000円の廉価盤として入手可能だが,実に心地よく時を過ごせるイージー・リスニング的なサウンドである。

Toots Thielemansの音楽に何を求めるかってのは人によって違うだろうが,私にとっては「真夜中のカーボーイ」のような映画で印象的な音楽を残すTootsやQuincy Jonesのアルバムで一発で場をさらうTootsも同じように感じている。私は別にゴリゴリのジャズでなければならないとは思っていないので,ここでToots Thielemansが聞かせてくれるような音楽も大歓迎である。曲は結構よく知られている曲が多いが,例外がオランダの作曲家,Rogier Van Otterlooの2曲。だがこの2曲うちでも特に"That Misty Red Beast"が実は非常によいと思わせるのだ。逆に一番平板なのが冒頭の"Killer Joe"かもしれない。この辺りはやはりQuincy Jonesとの演奏を前提にしてしまうとやはり厳しい部分もある。

バックにオーケストラもついているが,録音は1973年,78年,80年と長きに渡るにもかかわらず,バックを支えるメンツは同じのようだし,本当にそれだけの時間的な間合いが空いていたのかとさえ思わせるアルバムである。ただねぇ,"Sensualist"では明らかにエレクトリック・ベースなんで,それをNiels-Henning Ørsted Pedersenが弾いているとは思えないので,メンバーのクレジットは結構怪しいと思っている私である。

それにしても,TootsのハーモニカでCarpentersの”I Won't Last a Day without You(愛は夢の中に)"が聞けるなんて思わなかった。こういうのを聞いていると,まじで染みるねぇと思いたくなる。いずれにしても,様々なシチュエイションにマッチしてしまいそうな音楽として,大いに楽しんだ私である。もちろん歴史に残るようなアルバムではない。しかし,密かに(あくまでも密かに)これ実は好きなんだよねぇと独り言ちたくなるようなアルバム。星★★★★。

Recorded in 1973,78 and 80

Personnel: Toots Thielemans(hca, g, whistle),  Niels-Henning Ørsted Pedersen(b), Alex Riel(ds)

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