今年最初の音楽鑑賞はEgberto Gismonti。
新年最初に何を聞こうかって思いながら,手に取ったのがこのアルバム。今や,ECMの保有アルバムの枚数も結構増えた私だが,私が最初期に購入したECMのアルバムのうちの一枚である。本作は,当時受験生だった私が,予備校の夏季講習の帰りに確か京都の輸入盤屋で購入したような気がする(遠い目...)。だが,何でこれを買う気になったのかは全く記憶から飛んでいる(爆)。
それから月日を経ても,相変わらずEgberto Gismontiのアルバムがリリースされると購入している私だが,購入した当時に彼の音楽の魅力に本当に気づいていたかと問われれば,「否」と答えざるをえないかなぁなんて思う。血気盛んな高校生がこの音楽に魅かれるようなことがあれば,逆にそれもおかしいのではないかとさえ思ってしまう。
だが,年齢を重ねて改めて聞いてみると,ここで展開されるEgberto Gismontiのギターとピアノの音色には惚れ惚れとしてしまう私がいるというのが実態である。特にGismontiのピアノの美感は実に素晴らしく,こういう音楽を聴いていると,今年一年も何とか乗り切れてしまうような気がしてしまう。ソロ演奏だけに刺激的な感じはしないが,穏やかに新年を過ごすにはちょうどいいって感じなのである。しかも,ここで聞かれる8弦ギターは,私が愛してやまないRalph Townerからの借り物らしいが,ギターもピアノもうまいというところに,Ralph Townerとの同質性も感じさせるところに私は魅かれるのかもしれないなぁなんて思ってしまった。
実はこのアルバムを聞くのも久しぶりのことだったのだが,非常に楽しめてしまった私である。星★★★★★。
Personnel: Egberto Gismonti(g, p, vo, bell)
« 本年もよろしくお願いします。 | トップページ | 新年のくつろぎはArt Farmerで。 »
「ギャンブル」カテゴリの記事
- 今年最初の音楽鑑賞はEgberto Gismonti。(2020.01.03)
「ECM」カテゴリの記事
- 追悼,Ralph Towner。(2026.01.20)
- 2025年の回顧:音楽編(その2::ジャズ)(2025.12.29)
- Dino Saluzziの新作は哀愁度高く心に沁みるアルバムであった。(2025.12.17)
- "The Köln Concert: 50th Anniversary Special Edition"を入手。無駄遣いと言われればその通りだが。(2025.12.14)
- 全然ECMっぽくないのだが,音に痺れるジョンスコ~Dave Hollandデュオ。(2025.11.29)
「ブラジル」カテゴリの記事
- 新年最初の音楽は気楽に聞けるCharlie Byrdのライブ盤。(2026.01.02)
- 完全にノーマークだったが,Paula Santoroのアルバムが2023年にリリースされていたようだ。(2025.10.18)
- "Toninho in Vienna":心地よさ極まれり。(2025.09.09)
- 「微熱・ボサノヴァ」とは言い得て妙なArto Lindsayのアルバム。(2025.08.05)
- 猛暑をPaul Winterでしのぐ(笑)。(2025.08.04)
「ジャズ(2020年の記事)」カテゴリの記事
- やっぱりLookout Farmはえぐい。(2020.12.26)
- Marc Coplandの新作:これが今年最後の新譜だろう。(2020.12.23)
- 2020年の音楽を回顧する。(2020.12.30)
- Steve Kuhnの”Trance”を久しぶりに聞く。(2020.12.19)
- コロナ禍の産物と言ってもよいクリポタの新譜。(2020.12.18)


































































コメント