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2020年1月28日 (火)

小音量プレイバックにもフィットするHerbie Hancock曲集。

_20200125-3"Fingerpaintings: The Music of Herbie Hancock" Chritian McBride / Nicholas Payton / Mark Whitfield(Verve)

このアルバムを聞くのも久しぶりだ。本作がレコーディングされた頃はMcBrideが24歳,Paytonが23歳,そしてWhitfieldが30歳ってことで,まだまだ若手,あるいは中堅という頃だが,既にリーダー・アルバムをリリースしていたから,既にその実力は十分に認識されていたものだろう。その3人が彼らだけでHerbie Hancockの音楽を演奏するというのは実に興味深い企画であった。

そして,ここでの演奏は実に落ち着いたもので,夜に小音量でプレイバックするにも丁度よい。このアルバム,Dedicationとして惜しくも96年にクローズしたBradley'sに捧げられているが,まさにBradley'sでアフター・アワーズに演奏されていたような趣味のよい音楽と言ってもよいかもしれない。以前にも書いたことがあるかもしれないが,私が初めてChristian McBrideを見たのがまさにそのBradley'sで,まだその頃はChristian McBrideもティーンエイジャーだった頃だが,そのRay BrownもしくはPaul Chambersばりのベース・プレイには実に驚かされたものだ。やはりミュージシャンとしての彼らもBradley'sに愛着を感じていたのだと改めて思わされるDedicationである。

そして,ここではHerbie Hancockの曲という素材を得て,彼らの技を聞かせる訳だが,実に大したものだと思わされる演奏群である。タイトル・トラックはV.S.O.P.が東京のスタジオで吹き込んだ曲なので,あのアルバムをあまり好まない私としては,あんまり記憶にないのも当然だったが,いずれにしても,メジャーからマイナーな曲までいろいろな曲が並んでいる。だが,全編を通しての趣味のよさは感じられるものであり,実に心地よく聞けるアルバム。星★★★★。

Bradley'sの雰囲気がよくわかる写真がネット上にあったので,貼り付けておこう。因みに私はほぼバー・カウンター専門であった。ここに写っているのはWallace Roney,Vincent Herring,Mulgrew MillerにIra Colemanだが,ドラムレスでよくデュオとかやっていたのも本当に懐かしい。実に,実にいいクラブであった。クラブを知るミュージシャンの言葉を見れば,そこがどういう場所だったかわかる。JazzTimesの記事のURLを貼り付けておくので,ご関心のある方はどうぞ(https://jazztimes.com/features/profiles/bradleys-an-oral-history-of-a-hallowed-hang/)。

Recorded on April 6-8, 1997

Personnel: Christian McBride(b), Nicholas Payton(tp, fl-h), Mark Whitfield(g)

Bradleys1mitchellseidel

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コメント

Bradley's、懐かしいです。
客席と演奏者の距離感とか、些か不思議な設えのハコでしたが、とにかく雰囲気が良かったです。

因みに、Kevin EubanksのLive At Bradley'sも、ちょうど私がNYC棲息時期の吹き込みなので好物です。

自分が見たので覚えているのは、例えばケニー・バロンのベースとのデュオです。(ベースは若きマクブライドだった気がします)

catszooさん,こんばんは。

Kevin Eubanks盤,私も大好きなアルバムです。Bradley's でのライブではそれとKenny Barron Trioですかねぇ。とにかくインティメートな雰囲気の店でしたし,梯子の2軒目,3軒目としては最適な店だったと思います。私はChristian McBrideが誰とやっていたかがどうしても思い出せないのですが,James Williamsあたりだったかもしれません。それほどChristian McBrideのインパクトが強かったってことだと思っています。

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