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2020年1月22日 (水)

ジャケは?だが,サウンドはいけているTribal Tech第2作。

_20200121 "Dr. Hee" Scott Henderson & Tribal Tech(Passport)

私が初めてTribal Techの音楽に接したのは1991年にリリースされた”Tribal Tech"だったが,それ以前のアルバムは入手しておらず,デビュー・アルバムを除く初期3枚(本作,"Nomad",そして”Tribal Tech”)のベスト盤的な"Primal Tracks"で聞いてきただけであった。まぁ,でもいつか全編聞いてみたいなぁと思っていたのだが。そこで入手したのがこのアルバムであった。結構市場に出回ってこないのだが,この手の音楽にしてはちょい高めのプライシングながら,中古でゲットしたものである。まぁ,「マグマ大使」のアース様みたいなジャケだけ見ていると,購買意欲は高まらないが,それはさておきである(笑)。

91年のアルバムは私にとっても衝撃的な響きを持っていたが,それに先立つこのアルバムの響きは,後のTribal Techの音楽ほどはヘヴィーではない感じがする。それでも十分にメカニカルではあるが,まだ後のサウンドよりはややソフトで聞きやすい感じがする。そして,このアルバムまではサックスが入っているところが,注目されるところであろう。そのサ ックスを吹いているのはBob Sheppardだが,かなりハードなプレイぶりである。

まだこの頃はScott Henderson and Tribal Techとなっており,Gary Willisとの双頭ユニット化はしていないが,プロデュースもHendersonとWillisのコンビでやっているのだから,まぁ名義だけの問題って気もする。そして懐かしやWill Boulwareが2曲提供して,参加もしている。Will Boulwareと言えば,Rainbow名義の"Crystal Green"であるが,あれとはずいぶん感じが違う音楽って気がする(”Crystal Green"も久しく聞いていない...)。そうした意味も含めて,後のTribal Techとは多少雰囲気が違うところがあっても仕方がないのだが,実はこれはこれでよく出来たフュージョンだと思える。最後の"Ominous"辺りはアルバム"Tribal Tech"でも感じさせたWeather Reportライクな感じもあって,既にそういう兆候はあったのねぇと思わs出た。

私としてはTribal Techの音楽は徐々にパターン化,あるいは過度にハード化したところがあって,後期のアルバムを聞く機会は減っているのも事実なのだが,この初期のアルバムは結構新鮮な気持ちで聞けた。星★★★★。久しぶりに彼らのアルバムを聞き直してみることにするか。

Personnel: Scott Henderson(g), Gary Willis(b, prog), Bob Sheppard(sax, fl), Pat Coil(p, key), Will Boulware(key), Steve Houghton(ds), Brad Dutz(perc)

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