中古でゲットした"Sonny Clark Quintets"。
"Sonny Clark Quintets" Sonny Clark(Blue Note)
少し前に中古でゲットしたアルバムをようやくアップである。本作は日本のある程度年齢の高いリスナーにはお馴染みかもしれないが,オクラ入りしていた音源を,日本でリリースしたのがもともとである。確か出たのは私がジャズを聞き始めた頃ではなかったかと記憶する。そもそもBlue Noteのカタログには掲載されていたにもかかわらず,発売が見送られたというある意味不幸なアルバムである。
そのタイトルからもわかる通り,2つのクインテットによる演奏を収めており,前半は"Cool Struttin'"の残りテイクである。こちらの演奏は今や本家"Cool Struttin'"のボーナス・トラックとして収録されているから,別に珍しいものでもなんでもないし,そのCDは私も保有しているが,もう一つのクインテットも"My Conception"のボーナス・トラック化しているので全然希少ではない。まぁ,ちょっと無駄な買い物と言ってしまえばその通りだが,後半のクインテット演奏は聞いたこともなかったし,安かったからいいのである。まぁ,演奏が希少ではないから,中古も安いってことにしておこう(苦笑)。
演奏を聞けば,いかにもBlue Noteらしい音と言ってよいが,決して発売が見送られるレベルのものではなく,ちゃんと単体リリースされてよかったねぇと考えなければならない。しかし,このアルバムももはや”Complete Albums Collection"という4枚組廉価ボックスの一部として聞けてしまうので,珍しくも何ともないのだが...。
まぁ,Blue Noteのこの時期の演奏であるから,だいたいはずれはないのはわかっているのだが,なぜSonny Clarkが米国本国でメジャーになれなかったのかは謎と言ってよい。彼の書くオリジナルのちょっとした「哀愁感」みたいなのが,日本のリスナーに受けるのはよくわかるとしても,やっぱり謎だ。
前半の"Cool Struttin'"の残りテイクは雰囲気を濃厚に引き継いでいるが,もう一つのクインテット演奏ではKenny Burrellがいいねぇと思わせる。そしてアルバムに全面参加しているのはリーダーとPaul Chambersだけだが,いかにもPaul Chambersらしいソロが聞けるのも嬉しいところ。必携のアルバムとまでは言わないが,聞いても絶対損はしない,そんなアルバム。星★★★★。
Recorded on December 8, 1957 and January 5, 1958
Personnel: Sonny Clark(p), Art Farmer(tp), Jackie McLean(as), Clifford Jordan(ts), Kenny Burrell(g), Paul Chambers(b), "Philly" Joe Jones(ds), Peter LaRoca(ds)









































思えばこのトリオで日本に来たのはもはや10年前に遡るってことだが,私は幸いにして,NYCの出張中にもこの編成だけでなく,ほかのメンツでの演奏も55 Barで聞いているが,それでもこのメンツはやはり格別なのだ。













































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