出張中に見た映画(19/12編):1本目は「ワイルド・スピード」シリーズのスピン・オフだったのだが,やめときゃよかった。
「ワイルド・スピード/スーパー・コンボ("Fast & Furious Presents Hobbs & Shaw")」('19,米,Universal)
監督:David Leitch
出演:Dwayne Johnson, Jason Statham, Idris Elba, Vannessa Kirby, Helen Mirren
師走だというのに,タイに夜行便で向かって,夜行便で帰国した私である。老体に鞭打つとはまさにこれのことだろう。帰路は非常口座席だったのでまだよかったが,往路は本当に座席が狭くて辛いものがあった。そんな出張だし,フライトの時間もそんなに長くないので,見られる映画の本数には限りがあるということで,今回は往路1本,復路1本の2本だけ。往路で見たのがこの映画だったのだが,まさに暇つぶしにしかならないというのはこういうのを言う。
私は何だかんだと言って「ワイルド・スピード」のシリーズは見ているのだが,今回の主役はそのシリーズにも後付けで出てきたDwayne JohnsonとJason Stathamであり,そのキャラを使っただけの,ストーリー的にはシリーズとの関係性はほとんどないものである。しかし,この2人のマッチョが出てくれば,だいたいこうなるよねぇというようなアクション・シーン満載の映画である。だが,このストーリーの無茶苦茶さ加減というのはいかんともしがたく,見ていてアホくさ~と思っていた私である。こういう映画に対して固いことを言うのが野暮だと承知しているのだが,この必然性のない展開にはもはやついていけないって感じである。
映像そのものも,もはや「アニメかっ!」と毒づきたくなるようなものであり,CG全盛の時代に対する皮肉も言いたくなってしまった私である。「ワイルド・スピード」シリーズはキャラの設定で見られる部分もあると思っているが,これはさすがにないなぁと思っていた私である。まぁ,さっさと寝ればよかったと反省したくなるような愚作。星★で十分だ。
« 2019年の回顧(その1):ライブ編 | トップページ | 出張中に見た映画(19/12編):復路で見たのは懐かしの「私をスキーに連れてって」 »
「映画」カテゴリの記事
- Hitchcockの「三十九夜」:これも見た気になっていただけだったが,筋金入りの傑作であった。(2026.02.22)
- Hitchcockの「救命艇」:この歳にして初めて見たなぁ。(2026.02.12)
- 「トレイン・ドリームズ」:これほど地味な映画がオスカーにノミネートされることが素晴らしい。(2026.02.08)
- Netlflixで見たシュワちゃん版「トータル・リコール」。(2026.02.02)
コメント
« 2019年の回顧(その1):ライブ編 | トップページ | 出張中に見た映画(19/12編):復路で見たのは懐かしの「私をスキーに連れてって」 »


































































どんなすごい映像みても、どうせCGでしょと、何だかしらけますよね。
コンピュータのない時代の映画のどきどきはらはらする感じを返してくれよ。
牛の大群が暴走する中、牛にしがみついて、、、これ落ちたら踏みつぶされて終わりだよなとか〈本当にやってたかどうかは知らんけど)
ジャッキー・チェンが乱闘しながら屋根から木に飛び移れなくて、肋骨折って入院、退院後またシーンの続きやったんだよなとか、、、
昔、西城秀樹が香港映画に出たとき、さあ向かいのビルに飛びうつって下さいねと言われて、俺がやるの?とか言ってたの、思い出した。
投稿: MRCP | 2019年12月20日 (金) 03時09分
MRCPさん,こんばんは。
私も常々CG偏重の映画界にはやるせない思いを抱いています。昔の映画にはどうやってこんなシーンを撮ったのかという感慨があったと思いますが,そんな感情は完全に消え失せました。実現不能な映像をCGで作るというのは仕方ないことかもしれませんが,手作り感がどんどん失われていくことにはやはりネガティブな感情を抱かざるをえません。
CGを使うにしても,限定的な範囲に留めて欲しいと思う人は多いと思います。
投稿: 中年音楽狂 | 2019年12月20日 (金) 21時30分