2025年3月
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31          
フォト
無料ブログはココログ

« これを聞くのはいつ以来か?まさに短編小説集のような「時のないホテル」 | トップページ | 何を歌ってもBryan Ferry色に染まってしまうってのが凄い"Taxi"。 »

2019年11月29日 (金)

静かに時を過ごすには最適な音楽。

_20191128"Bach: Sonatas & Partitas" Hopkinson Smith(Astree/Naive)

このアルバムがリリースされたのが2000年ぐらいだと思うが,滅多に聞かない割に,聞きだすとやめられなくなってしまう音楽である。これはバッハの「無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータ」をバロック・リュートで演奏したアルバムなのだが,これが実に落ち着く。もちろん,ヴァイオリンで聞いても極めて魅力的な曲であるが,リュート版は,時にヴァイオリンの音色に感じることのある尖った感じがないのだ。逆に言えば刺激が薄いと感じたり,鋭さを感じないと言うリスナーもいるだろうが,主題の通り,静かに時を過ごしたいと思う際には,これほどぴったり来る音楽はなかなかない。

思うに,音楽には刺激を求めることも多い私だが,その対極にあるような音楽も時には必要だということだ。このアルバムに多言は無用。ただただ音楽に身も心も委ねたいと思ってしまう。そして,これを聞くと,ヴァイオリン版も聞きたくなるという効果もあるのだ。この心地よさに星★★★★★。しかし,どうしてこれを買う気になったか,どのようにして買ったのかは全く覚えていない(苦笑)が,以前,銀座にあったHMVのクラシック・コーナーで買ったのではないかなぁ。

Recorded between September and November, 1999

Personnel: Hopkinson Smith(lute)

« これを聞くのはいつ以来か?まさに短編小説集のような「時のないホテル」 | トップページ | 何を歌ってもBryan Ferry色に染まってしまうってのが凄い"Taxi"。 »

クラシック」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

« これを聞くのはいつ以来か?まさに短編小説集のような「時のないホテル」 | トップページ | 何を歌ってもBryan Ferry色に染まってしまうってのが凄い"Taxi"。 »