歌うBensonか,歌わぬBensonか...。
"Tenderly" George Benson (Warner Brothers)
"Breezin'"がヒットしてから,George Bensonのヴォーカルの傾斜は更に強まったって感じだろうが,彼が歌った方がいいか,ギタリストに徹した方がいいかってのは議論があるところだと思う。このアルバムを久しぶりに聞いても,冒頭の"You Don't Know What Love Is"とか3曲目の"Stardust"を聞いていて,私は「う~む」となってしまったのだが,甘~く歌うのはいいとしても,これじゃさすがにイージー・リスニングではないかと突っ込みを入れたくなる。その間に挟まれて,軽くバウンスする”Stella by Starlight"の方がはるかにいいと思うのはきっと私だけではないだろう。
基本的に全編を通じての甘々な感じをどう捉えるかによって,このアルバムへの評価は極端に変わるはずだが,George Bensonのヴォーカルにある意味での軽薄な響きすら感じる私のようなリスナーにとっては評価できないアルバム。まぁ,"Here, There and Everywhere"のような曲はまだ許せるとしても,こういうアルバムにMcCoy Tynerを客演に迎えるまでもないのである。ギターももう少し弾いてくれればよかったのだが。星★★。結局のところ,私は歌わないGeorge Benson派ってことで。
Personnel: George Benson(vo, g), McCoy Tyner(p), Ron Carter(b), Herlin Riley(ds), Louis Hayes(ds), Al Foster(ds), Lenny Castro(perc)
« 心底驚かされ,感動させてくれたラグビー日本代表。 | トップページ | "Abbey Road" リリース50周年。Anniversary Editionの2枚目について。 »
「ポップス」カテゴリの記事
- Stephen Bishopのベスト盤を久しぶりにプレイバック。(2026.01.22)
- 2年も前に出ていた原田知世のカヴァー・アルバムを今頃聞く。(2025.12.02)
- Dionne WarwickボックスからDisc 3を聞く。(2025.11.05)
- リリースから35年!今なお瑞々しさが変わらないPrefab Sproutの傑作。(2025.11.01)
- 先日購入のDionne WarwickボックスからDisc 2を聞く。(2025.10.17)
「ジャズ(2019年の記事)」カテゴリの記事
- 年の瀬はStan Getzでくつろぐ。(2019.12.30)
- 2019年の回顧:最後はジャズ編。(2019.12.29)
- 今更ではあるが,"Joe Henderson in Japan"がいいねぇ。(2019.12.28)
- ようやく到着。Chick Coreaの限定ホリデイ・アルバム。(2019.12.24)
- 来日目前。予習を兼ねてJon Cowherdアルバムを聞く。(2019.12.22)
« 心底驚かされ,感動させてくれたラグビー日本代表。 | トップページ | "Abbey Road" リリース50周年。Anniversary Editionの2枚目について。 »

































































コメント