静かなるPharoah?
"Pharoah" Pharoah Sanders (India Navigation)
このブログには何度か書いているが,私はIndia Navigationレーベルで気になるアルバムは買うというのが基本スタンスである。そうして,今までHamiet BluiettやArther Blythe,Chico Freeman,そして直近ではJay Hoggardのアルバム等を入手してきたのだが,どうしてももう1枚と思っていたのがこのアルバムであった。
そのCD(下にアップしたオリジナルとはジャケ違い)が先日DUの廃盤セールの告知に出ていたが,売れてしまった様子はないということで,新宿のショップに行って入手してきた。正直言って値段はちと高いなぁと思ったものの,ここで入手しておかないと,ネットでも異常なプライシングとなっているアルバムなので,何としても入手せねばということでの購入となった。
そしてこのアルバムを今回初めて聞いたのだが,これが主題のような感じで,いつものようなPharoahの咆哮が聞こえるのは2曲目の"Love Will Find a Way"の一部においてのみってところなのにはちょっと驚かされた。むしろ,全体的に言えばこれはレア・グルーブのネタになるかもなぁとさえ思わせる展開である。LPであればA面全てを占めたであろう"Harvest Time"のゆったりした響きには,これがPharoah?ってなるリスナーがいても不思議ではない。
なので,Pharoah Sandersに何を求めるかによって,このアルバムへの評価は随分変わってくると思う。私の中ではPharoah Sandersは雄叫び,咆哮の人なので,そのイメージからするとこのアルバムはかなり印象が違う。だが,スピリチュアルな展開,もしくはグルーブ系の音を好む人からすれば,このアルバムの演奏は高評価になると思える。
私にとっては,これも面白いと思えるのだが,Pharoahにはもう少しブヒブヒやってもらって,笑わせて欲しいなぁなんて不謹慎なことを考えると,存在意義は認めつつ,星★★★☆って感じだろうか。まぁ,入手できただけでも喜ぶことにしよう。
それにしても,これと一緒に買ったのがIrene Kralってどう考えても変態だよなぁ(爆)。
Personnel: Pharoah Sanders(ts, vo, perc), Steve Neil(b), Lawrence Killan(perc), Munoz(g), Jiggs Chase(org), Greg Bandy(ds), Nedria Sanders(harmonium)
« 忘れないうちにナベサダ@Blue Note東京参戦記 | トップページ | The Bird and the Bee,4年ぶりの新作は何とVan Halenトリビュート。 »
「ジャズ(2019年の記事)」カテゴリの記事
- 年の瀬はStan Getzでくつろぐ。(2019.12.30)
- 2019年の回顧:最後はジャズ編。(2019.12.29)
- 今更ではあるが,"Joe Henderson in Japan"がいいねぇ。(2019.12.28)
- ようやく到着。Chick Coreaの限定ホリデイ・アルバム。(2019.12.24)
- 来日目前。予習を兼ねてJon Cowherdアルバムを聞く。(2019.12.22)
« 忘れないうちにナベサダ@Blue Note東京参戦記 | トップページ | The Bird and the Bee,4年ぶりの新作は何とVan Halenトリビュート。 »







































































コメント