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2019年6月28日 (金)

Celso Fonseca / Ronald Bastosコンビの第1作。

_20190624 "Sorte" Celso Fonseca & Ronaldo Bastos(Dubas Musica)

私がこの二人のアルバムを聞いたのは"Paradiso"が最初のことであった。そのアルバムがあまりに素晴らしかったので,Celso Fonsecaのアルバムはその後も買っていたが,どうしても"Paradiso"を越えることがないというが正直なところである。だから,最近は買っていないし,先日も何枚かはリッピングして売ってしまったというのが実態なのだ。だが,全て売ってしまった訳ではない。このコンビの第1作である本作(但し,2001年の再発盤)はちゃんと手許に残っている。しかし,久しく聞いていなかったので,本当に久しぶりに聞いたのだが,これがまた何ともシンプルで穏やかなアルバムであった。

一部にストリングスやJacques Morelenbaumのチェロが入る以外は,Celso Fonsecaの弾き語りである。これが実に心地よいボサノヴァ的感覚を生み出して,久しぶりに聞いて,こんなによかったのかと思ってしまった。多分,私の保有しているCDには同じような感覚を与えてくれるものが何枚も眠っている可能性も高いが,こんなことではいかんねぇ(苦笑)。私にとっては”Paradiso"を上回るものではないとしても,これは実によかった。ということで,反省も込めて星★★★★☆。

いずれにしても,久々に"Paradiso"も聞いてみることにしよう。尚,ライナーには「幸運」の文字が躍っているが,ポルトガル語で"Sorte"は「幸運」の意味なんだねぇ。改めてこの作品の魅力に気づけた私は「幸運」だったってことで(笑)。

尚,Ronaldo Bastosはソングライターとしての参加であり,演奏には関わっていないというところも実は結構凄いことだと今更ながら思える。

Personnel: Celso Fonseca(vo, g), Jacques Morelenbaum(cello, arr), Eduardo Souto Neto(arr) with strings

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