Tom Scott & the L.A. Express:久々に聞いたが,このいい意味での緩さがいいねぇ。
"Bluesreak" Tom Scott & the L.A. Express(GRP)
これもリリースされてから,もう20年以上も経つのかと思うと,結構感慨深い。Tom ScottがL.A. Expressとの活動をしていたのが70年代半ばで,それから約20年後の再編アルバムとして出たのがこのアルバムであり,以前の曲も再演しているのだが,なんと言っても,本作の魅力はメンツ。Tom Scottを支えるのがJoe Sample,Robben Ford,そしてSteve Gaddとあっては購入に当たっての期待値が高かったはずだ。それも後の作品と違って,固定メンツでの演奏だからこそ,更に気になるわけだ。
そして,出てくる音が,相当レイドバックしている。ある意味緩い。もちろん,ユニゾン・キメキメのハード・フュージョンもいいが,たまにはこういうのも落ち着いていいのである。曲によっては,Crusadersみたいに聞こえてしまうのはJoe Sampleのピアノゆえだが,それでもこういうメンツが,こういう音楽を聞かせるところがいいのである。だからこういうアルバムに対して,小難しいことを言っても仕方ないのであって,純粋に楽しめばいいのである。
まぁ,毒にも薬にもならないと言ってしまえばその通りなのだが,飲み屋とか銀行とかでこういうBGMが流れていると,おぉ,わかってるねぇと言いたくなってしまう,そういう音楽である。音楽としては星★★★☆ってところだろうが,久しぶりに聞いて,この緩さが心地よくなってしまう,私もそういう年齢だってことだな(爆)。
Personnel: Tom Scott(ts, ss, fl, wx-11), Robben Ford(g), Joe Sample(p, rhodes), Larry Kimpel(b, vo), Steve Gadd(ds), Ralph McDonald(perc), Lynn Scott(vo)
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