Oregonのライブ盤の再発を喜ぶ。
"In Performance" Oregon(Elektra→BGO)
長年廃盤状態であったOregonのライブ盤がめでたく再発された。このアルバム,これまでもストリーミングでは聞ける状態にあったはずだが,非常にいい演奏なので,私としてはディスクが欲しいなぁと思っていたところへ,埋もれた作品を再発する英国BGOからめでたく再発となった。そして,スリーブには"Mastereed in High Definition"とあるが,我が家のしょぼいセットではあんまり関係ないな(爆)。
私は本質的にRalph Townerのファンではあるが,Oregonのアルバムまで全部追いかけている訳ではない。そんな中で,私が聞いた中で,非常に緊張感もあって,かつ音楽的にも優れている感覚を持っていたのがこのアルバムである。私は彼らのライブはCollin Walcottが亡くなった後,3人で演奏していたのをBottomlineで見たことがあるが,このアルバムはオリジナル・メンバーによるライブ。演奏はカーネギー・ホールとカナダの2ヶ所の計3か所で行われているが,彼らの演奏の一貫性が失われるわけもなく,全編を通してこれぞOregonって感じの演奏が繰り広げられる。そして,Ralph Townerってピアノも無茶苦茶うまいねぇと感じさせてくれるのがこのアルバム。Townerのオリジナル"Arion"におけるピアノの見事なことよ。これを聞くだけでも価値があると思ってしまった。最後を名曲"Icarus"で締められては,文句を言う訳にもいかない。
今でも現役で活動を続けるOregonではあるが,やはりCollin Walcottの存在って大きかったのかなぁと改めて思わされる演奏だが,聞きどころは多数ある。やはり長年レギュラー,固定メンバーでやってきたことによる演奏の緊密度は非常に印象的。よいものを再発してくれたと大いに喜びたい。星★★★★★。
Recorded Live on November 24, 29 and 30, 1979
Personnel: Ralph Towner(g, p, fr-h, fl-h), Paul McCandless(ss, oboe, b-cl, eng-h), Collin Walcott(perc, sitar, tabla, timpani), Glen Moore(b, p. fl, vln)
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