これも当時は未発表音源の発掘だったStan Getzのライブ。
"My Foolish Heart: Live at the Left Bank" Stan Getz (Label M)
昨今のStan Getz聞きの流れで,これも久しぶりに聞いた。このアルバムがリリースされたのは2000年頃のことのはずだが,これも当時は未発表だったライブ音源がリリースされたものである。このアルバムにおいては,Stan Getzのハード・スウィンガーぶりがよく感じられると言ってよい。
基本的にバラッドはタイトル・トラックと"Spring Is Here"ぐらいで,あとはリズム・セクションもあって,結構ハードに吹いている。バックを支えるRichie Beirach,Dave Holland,Jack DeJohnetteと言えば,Dave Liebmanの"First Visit"のバックのメンツと同じなのだ。そりゃ,いつものGetzとは違うわな~。だからと言って,GetzがLiebmanのようになるかと言えばそんな訳はないのだが(笑)。
しかし,冒頭の"Invitation"から始まって,全編を通じて快調そのもののGetzだ。Jack DeJohnetteはそんなに暴れている感覚はなく,どちらかと言えば,しっかりとGetzを支えているって感じだが,それでもやはりこのリズム・セクションは強烈で,私にはDave Hollandが効いているように感じられた。
いずれにしても,こういう音源も隠れていたのだから,まだまだジャズの巨人たちの未発表音源(特にライブ)なんていくらでもあるのかもしれないなぁと思ってしまった。実にいい演奏である。星★★★★☆。
ところで,このアルバムの最後にはChick Corea作の"Fiesta"という曲が入っているのだが,これは明らかに"La Fiesta"と異なる別曲に聞こえるのだが,これは一体どういうことなのか?う~む...。
Recorded Live at the Left Bank, Baltimore on May 20, 1975
Personnel: Stan Getz(ts), Richie Beirach(p), Dave Holland(b), Jack DeJohnette(ds)
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