久々にJohn Mclaughlinのモントルー・ボックスを取り出す。
"Montreux Concerts(Disc 10/11)" John McLaughlin(Warner Brothers)
先日来取り上げているChick Coreaのボックスもそうなのだが,ボックス・セットって正直言って,そんなにプレイバックすることはないよなぁって思う。Miles DavisとJohn McLaughlinには,それぞれ20枚組と17枚組というモントルー・ジャズ・フェスティバルでのライブの集成ボックスがあり,物好きな私は両方持っているものの,そんなに聞いている訳ではないのは,これらのボックスにおいても同様である。しかし,大枚はたいて買っているのだから,たまには聞いてみるかという完全な気まぐれで,久々に取り出してみた。
それでもって,今回はDisc 10/11の2枚に収めれらたPaco de Luciaとのデュオ・ライブである。このコンビにAl Di Meolaを加えれば,スーパー・ギター・トリオってことになるが,Di Meola抜きでやると,だいぶ印象が違う。これは両者がクラシック・ギターを弾いていることもあるが,Di Meolaならやりそうな,ややギミックと思えるようなフレージングが感じられないからである。これは決して悪い意味ではなく,私は彼らのデュオってのはむしろいい感じだと思えるのだ。
選曲からすれば,Chick Corea作の"Spain"が一番期待できそうなものなのだが,実はこの曲があまり面白くない。テーマの部分がテンポがゆるくて,どうも違和感がある。アドリブ・パートがスリリングなだけに,これではもったいないって気がしたってのが正直なところである。この曲に関しては,間違いなくLarry CoryellとSteve Khanのデュオの方が燃える。しかし,Paco De Luciaの曲やMcLaughlinとMitchell Formanの共作"Florianapolis"でのフィット感は半端ではなく,彼らにはこうした曲の方がマッチしていると思えてしまった。
まぁ,この音源はいまやDVDとCDがセットになった"Paco & John Live at Montreux 1987"で入手可能なので,このボックスに依存する理由は全然ないのだが,それでもこの当時はこういう演奏がなされていたということを,改めて振り返るにはよかった。それにしても凄いユニゾンだよなぁ(苦笑)。
Recorded Live at Montreux Jazz Festival on July 15, 1987
Personnel: John McLaughlin(g), Paco de Lucia(g)
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