Chick Coreaのボックスから,改めてBob Bergとの共演を聞く。
"Music Forever & Beyond(Disc 5 "That Old Feeling: Stadards and More")" Chick Corea(GRP)
先日,Chick CoreaとBob Bergの共演盤として,"Time Warp"を取り上げた時に,ブログのお知り合いのKi-maさんから,彼らの共演盤として,Chick Coreaの5枚組ボックス・セットのディスク5に,"Time Warp"と同一メンツでの演奏が収められていることをお知らせ頂いた。私はすっかり失念していたのだが,そう言えばそんなこともあったかもと思って,クロゼットから引っ張り出して,まずはそのディスク5から聞いてみた。
そもそもこのボックスが出て,もう20年以上になるが,正直言って,何回プレイバックしたのかと聞かれれば,多分大した回数ではないことは間違いない。それには実は理由があって,このボックスの目玉として言われていたMiles DavisとChickの"I Fall in Love Too Easily"なのだが,それがたったの3分ちょっとの演奏では詐欺的だよなぁなんて思っていたからである。その音源は後にMilesのBootleg Series("Live in Europe 1969")で正式リリースされたので,もはや存在意義も薄れたが,その一方で,Bob BergとChick Coreaの共演についてはすっかり忘れていたのだから,私もいい加減なものである。
それはさておき,ここではChick Coreaのオリジナル"Story"を除いて,有名スタンダード,ジャズ・オリジナルを"Time Warp"の面々でやっているのだから,実に興味深いではないか。因みに収録曲は次の通りである。
- That Old Feeling
- Trinkle Tinkle
- Monk's Mood
- Stella by Starlight
- Summer Night
- Straight No Chaser
- Story
この曲目を見れば,まぁ聞きたくなるのが人情だが,このメンツだけに,こうした有名曲をやっても,それっぽくならず,よりコンテンポラリーな感覚が強くなる。それをよしとするか否定するかはリスナー次第ってことになるが,私のようなBob Berg好き(かつChick Coreaも相当好き)にとっては,こういう演奏を聞けるだけでよしなのである。
ではなんでこれを放置していたか?と聞かれれば,返す言葉がない。そして,よくよくブックレットを見れば,Stan Getzとの未発表音源とか,おいしい音源がまだまだ入っているではないか。う~む。反省して,ちゃんと手許に置いて聞き直すことにしよう。
Personnel: Chick Corea(p), Bob Berg(ts, ss), John Patitucci(b), Gary Novak(ds)
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コメント
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音楽狂様
こんばんは。記事になってびっくりです(笑)
当時はスタンダードの解釈に凝っていたため、timewarpよりこっちをよく聴いてました。ただ、最後のstoryを1番気に入ってしまったのですが(笑)
ところでソプラノの音色は知る限りのプレーヤーのなかでbob bergが1番好きだったりします。shorterとかとは違った物差しでですが。
投稿: ki-ma | 2018年9月22日 (土) 21時54分
ki-maさん,こんにちは。
前回,コメントを頂かなければ,この記事はありませんでした(爆)。本当にすっかり失念していたのですが,ちゃんと手持ちの音源は聞かないといけないですよねぇ。
私もBob Bergは相当好きだと言っていいと思います。いろいろな人に言っていますが,Michael Breckerより好きだと言っても過言ではないです。Milesのバンドの時もよかったですが,正式な音源が少ないのは本当にもったいないことだと思っています。
投稿: 中年音楽狂 | 2018年9月23日 (日) 15時45分