Wynton Marsalis加入前のJazz Messengersも十分よかった。
"In This Korner" Art Blakey (Concord)
Art BlakeyのJazz Messengersが完全に復権するのはWynton Marsalisが加入した後ということになるだろうが,それに先立つ時期の演奏を収めたライブ盤である。
これを聞いてみれば,この時期のJazz Messengersだって十分に優れた演奏をしていたってことがわかる。確かにメンツはちょっと地味と言えば地味である。しかし,ミュージシャンとしての実力は折り紙付きであり,ここでもこれぞハード・バップって感じの演奏を展開していて楽しくなってしまう。
この頃のJazz MessengersはJames Williamsが音楽監督的だったようで,このアルバムでもWilliamsのオリジナルが3曲含まれている。そして,ソロイストではやはりBobby Watsonだろうねぇ。この強烈な高速フレージングをArt Blakeyが煽る演奏は,誰が聞いても燃えるわ。"The Song Is You"がその典型。
Jazz Messengersにはその折々で,暗黒時代なんて呼ばれることもあるのも事実だが,そんじょそこいらのミュージシャンに負けるはずもなく,この時のラインアップだって,知名度からするとやや地味なだけで,強烈なハード・スウィンガーぶりを示しているではないか。久しぶりに聞いても,楽しめる一枚であった。星★★★★。
Recorded Live at Keystone Korner on May 8, 1978
Personnel: Art Blakey(ds), Valery Ponomarev(tp), Robert Watson(as), David Schnitter(ts), James Williams(p), Dennis Irwin(b)
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