ECMレーベルの未聴アルバムの中から,今日はMathias Eickである。
"The Door" Mathias Eick(ECM)
買ったまま,全然聞いていなかったECMレーベルのアルバムから,今日はこれである。本作を購入したのはSHM-CDで国内盤が比較的廉価で出た時のことであるから,多分3年以上前のことである。それだけ放置する私も私だが,聞かずにおいたことを後悔してしまった。これが実にECMらしいアルバムである。
本作がそもそもリリースされたのは2008年のことだと思うが,出た時になんで買わなかったのかは全く記憶にない。普通ならば,買っていてよさそうなアルバムなのだが,まぁ,買いそびれたってことだろう。これがMathias EickのECMでの初リーダー作であるが,その後ECMから出た"Skala"は買っているが,近作の"Midwest"と"Ravensburg"は入手していないから,こうなると"Skala"もちゃんと聞いたか怪しいと思いたくなってしまうようなサウンドがここにはあると言ってよい。実に私好みなのだ(爆)。
静謐にしてクールな音場は,夏の暑さを忘れさせる効果も十分だと言いたくなるような響きである。さすがノルウェイのミュージシャンって気がする。と言っても,この人の音は,今までもLars DanielssonやManu Katche,そしてJacob Youngなどのアルバムでも聞いているはずであるから,こういう音楽をやるんだろうということは想像できたのかもしれないが,ここでの音楽は,リズミックな展開がなくても,ダイナミズムが足りないように感じられたとしても,そんなことは関係なしに,美的音楽として楽しめてしまうところがいいのである。
これは私のツボに完全にはまった。いやはやそれにしてもこれはよかった。ってことで,反省も込めて星★★★★★にしてしまおう。
でもよくよく考えれば,私はMathias Eickの生をJacob Youngと来た時に神田のTUCで見ていたんだねぇ。その時は彼のことは全く意識していなかったが,もう10年以上前のことだからすっかり忘れていた。って言うか,もう10年以上経っているのかと認識してびっくり。歳はとりたくないねぇ(苦笑)。
Recorded in September 2007
Personnel: Mathias Eick(tp, g, vib), Jon Balke(p, rhodes), Audun Erlien(el-b, b), Audun Kleive(ds, perc), Stian Carstensen(pedal steel)
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