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2018年6月 7日 (木)

これまた久しぶりにSteve Colemanのパリでのライブを聞く。

"Curves of Life" Steve Coleman and Five Elements(BMG France)

_20180606私は"Sine Die"からSteve Colemanの音楽に入ったクチであるが,それはカッコいい音楽だと初めて聞いた当時は思ったものである。その後,Arista/Novusレーベルに移籍して,アルバムも連発していて,一時期は飛ぶ鳥も落とす勢いだったと言ってよいSteve Colemanであるが,やっている音楽(少なくとも私にとってはどれも同じに聞こえる)ゆえに飽きられるのも早かったように思える。特にAristaから出たアルバムは,正直なところ"Sine Die"を上回ると思えなかったし,私の中での存在感も徐々に低下していった。

そんな彼の音楽について,関心を失いつつある頃に出たのが,本作を含むパリでのライブ3部作である。特に本作にはDavid Murrayがゲストで参加しており,Five ElementsのM-Baseサウンドと,Murrayがフィットするのかという気持ちもあって,出てすぐに買ったはずである。そして,聞けばわかるが,David MurrayはどうやってもDavid Murrayだってことがわかってしまうのが笑える。2曲のみの客演ながら,M-Baseのサウンドに乗っても,全然マイペースを崩さないのだ。それが面白いこともあって,このアルバムは私の中では,Steve Colemanを見直すきっかけになったと言えるかもしれない。また,改めて書こうと思うが,このパリでのライブは,1枚ごとに編成が違っていて,音楽的な趣向も違うから,Arista/Novusのアルバムで飽きが来ていて私には新鮮に響いたこともある。

まぁ,そうは言いながら,私がSteve Colemanのアルバムを最後に買ったのは,この後に出た"Genesis and the Opening of the Way"なのだから,20年前で私にとってのSteve Colemanは止まったままなのだが...(苦笑)。だが,正直言って,Arista/Novusでのアルバム群よりははるかにいいと言い切るだけの自信はある。本来のFive Elementsの魅力を示して,私の中では,Steve Colemanの復活を感じさせた作品であった。星★★★★☆。

そう言えば,私はSteve Colemanのライブを在米中に見たことがあるはずだ。場所は確かJoyce Theaterだったか。ネットで調べると,今やダンスやバレエ専門みたいな劇場だが,私の記憶しているロケーションはJoyce Theaterのところなのだ。もしかしたら違うのかもしれないが,いずれにしてもその頃の感慨が蘇ってくるのも,それは間違いなく私の加齢のせいだな(爆)。

Recorded Live at the Hot Brass Club in Paris on March 29, 1995

Personnel: Steve Coleman(as), Andy Milne(p, key), Reggie Washington(b), Gene Lake(ds), David Murray(ts), Black Indian(vo), Sub-Zero(vo), Kokayi(vo)

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コメント

こんばんは。
今年もよろしくお願いします。

スティーヴ・コールマンのアルバムが輸入盤でしか出てこなくなったこともあり、少し遅れての入手だったと思いますが、この3部作は確かまとめて買ったはずです。いろいろな趣向があって、けっこう面白かったと思いました。

もうFive Elementsもメンバーの交代があったりして、サウンドは変化しても、基本的には彼のグループなんだなあ、ということが分かったり、客演したデヴィッド・マレイもマイペースの人なんだなあ、と改めて分かったりと、面白い演奏でした。ただ、この後は内省的な、というか、深化したというか、サウンドが変わっていったと思います。だんだん聴く人を選ぶアルバムになっていったというか。

当方のブログアドレスは以下の通りです。
https://jazz.txt-nifty.com/kudojazz/2022/12/post-d17040.html

910さん,おはようございます。こちらこそ本年もよろしくお願いします。リンクもありがとうございます。

>スティーヴ・コールマンのアルバムが輸入盤でしか出てこなくなったこともあり、少し遅れての入手だったと思いますが、この3部作は確かまとめて買ったはずです。いろいろな趣向があって、けっこう面白かったと思いました。

はい。この3部作は同時リリースだったと記憶していますが,こういう出し方ってどうなのよと思いつつ,結構気に入っていました(笑)。

>もうFive Elementsもメンバーの交代があったりして、サウンドは変化しても、基本的には彼のグループなんだなあ、ということが分かったり、客演したデヴィッド・マレイもマイペースの人なんだなあ、と改めて分かったりと、面白い演奏でした。ただ、この後は内省的な、というか、深化したというか、サウンドが変わっていったと思います。だんだん聴く人を選ぶアルバムになっていったというか。

David Murrayの「我が道を往く」なところは笑えます。この後のSteve Colemanはあまり聞けていませんが,アルバムは出ていますから,今度ストリーミングで聞いてみたいと思います。

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