遅くなったが,Adam Rogers Dice@Cotton Club参戦記。
Adam Rogersのバンド,DICEを観るためにコットンクラブに行ってきた。本人も言っていたが,今回が16回目の来日らしいが,リーダーとしての来日は初めてであり,高揚感を感じさせたのは,Eric Marienthalも同じようなことを言っていたから,やはり別の感慨があるってことだろう。
今回は半額のクーポンをゲットして,2セット通しでの参戦となったが,1セット目がアルバム“DICE”からの曲を中心に演奏し,えげつないまでの変拍子を炸裂させた彼らだが,2ndセットは新曲も交えて1stセットと全く異なる曲を演奏したのが,ジャズマンらしくて好感が持てた。昨今は1st,2ndで同じようなレパートリーで演奏するミュージシャンも多いが、今回のライブは彼らはミュージシャンシップを感じさせるものだったと言っておきたい。
今回来日したメンバーにKevin Haysを加えたFima Ephron Groupのライブを私は55 Barで見たことがあるが,その時の演奏とも,クリポタ率いるUndergroundの演奏とも違う。Adam Rogersの個性が出ているバンドだという気がした。Adam Rogersのカッティングは鋭く,フレーズにはジョンスコ的変態性も感じさせつつ,特に1stでは激しく演奏したと言えるだろう。その一方で,カントリー的なルーツも感じさせるトーンも聞かせるというのが実に面白かった。一言で言えば懐が深いのである。まぁ,ドリカムのバックもやってしまうんだから当たり前か。
加えてこのバンドのキモはドラムスのNate Smithだと感じさせる強烈なドラミングは少ない聴衆をも興奮させるに十分なものであった。やっぱ凄いわ。
因みに2ndはMonkの“Ba-Lue Bolivar Ba-Lues-Are”で幕を開け,アンコールが“I Fall in Love Too Easily”とまたもMonkの”Off Minor“だったのにはちょっと驚いたが,やはり彼らはジャズマンなのであった。ということで、写真はいつものようにAdam Rogersと私(笑)。いずれにしても私が行った日の集客はよくなかったが,日を追うごとに聴衆は増えたようなのは何よりであった。
Live at Cotton Club on May 30,2018
Personnel: Adam Rogers(g), Fima Ephron(b), Nate Smith(ds)
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