第1期Mahavishnuの未発表ライブは強烈だった
"Unreleased Tracks from Between Nothingness and Eternity" Mahavishnu Orchestra (Columbia/Legacy)
私はJohn McLaughlinの結構なファンなので,彼のアルバムは相当数保有している。そんな中で喉に刺さった魚の小骨のような気分にさせてくれていたのがこのアルバムである。これは,Mahavishnu Orchestraのオリジナル・ラインアップによるColumbiaレーベルへのレコーディングの集成ボックスに含まれていた未発表音源なのだが,第1期のメンバーのライブだけに気になっていたが,さすがにこれだけのために購入するのを躊躇していたら入手困難になってしまった。その後は高値になってしまったので諦めていたが,なんのことはない。Apple Musicで聞けるではないか。ということで早速聞いてみたが,やっぱり濃い〜バンドである。
よくもまぁこんな高速ユニゾンをやってしまうものだと思わせたり,超ハイブラウなハード・フュージョンが全編で展開されている。どのメンバーも凄いテクニックなのはわかっているのだが,リーダーはもちろんとしても,やはりこのバンドの肝はBilly Cobhamであったと思わせるに十分な演奏である。とにかく超タイトなのである。このドラムスの煽りを聞いているだけで燃える。
この元になっている“Between Nothingness and Eternity”が40分あまりだったのに対し,こちらは1時間以上収録されており,もっと入手を容易にすれば,いくらでも買う人間がいると思わせるのだが,こうしてストリーミングで聞けるなら全然文句はない。だが,今回聞いてみて,俄然保有意欲が高まってしまったが,やっぱりこれだけのためにはきついなぁ(苦笑)。
いずれにしても,この音源はもっと知られてよい音源であることには間違いない。世に出たことを感謝して星★★★★☆。
Personnel: John McLaughlin(g), Jerry Goodman(vln), Jan Hammer(key), Rick Laird(b), Billy Cobham(ds)
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