Franck Avitabileって最近は何をやっているのだろうか?
"Lumières" Franck Avitabile(Les Vents de Vanves)
私がこのブログでFranck Avitabileの"Paris Sketches"を酷評したのももはやほぼ9年前に遡る(記事はこちら)。ライブ活動はしているようだが,それ以来,彼のリーダー作は途絶えているようだし,最近は何をやっているのかねぇと思ったところで,久々のプレイバックである。
前述の記事にも書いたが,昔の私の同僚が,個人的にもやり取りをされるぐらいのFranck Avitabileのファンで,このアルバムもその方からの頂きものである。ちなみにその方,Avitabile以外ではBarney Wilenのファンという,なかなかのフレンチ・ジャズのマニアであった(笑)。本作はAvitabileの正式デビュー前のもので,中古盤屋でも結構な高値がついている作品であるが,現在は本人のサイトでも手に入るようなので,稀少性はなくなったかもしれない。
だが,ここで聞かれる演奏を聞けば,非常に才能のあるピアニストだってことがよくわかる。私はフランスのジャズというのは若干癖が強いと感じることが多いのだが,ここで聞かれる演奏は極めてストレート・アヘッドなものであり,アドリブで展開されるFranck Avitabileのメロディ・センスも立派なものである。久しぶりに聞いてみて,これなら評価されて然るべきだと再認識したが,それにしては"Paris Sketches"はいけてなかったねぇ。あれが今のところの最新リーダー作というのは惜しい気がするが,やはりミュージシャンはブレてはいけないということの証ということにしよう。いずれにしても,本作はオリジナル曲も粒ぞろいで,なかなかいいと思う。星★★★★。
Recorded on March 22 and 23,1997
Personnel: Franck Avitabile(p),Louis Petrucciani(b), Thomas Grimmonprez(ds)
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